水瓶座14度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A train entering a tunnel

列車が、トンネルに入っていく。

きびしい条件にもきちんと応える、折り目正しいプロフェッショナル

キーワード

「礼節(COURTESY):きびしい条件にも、君はきちんと応えられる」

「対応力」「ていねいさ」「集中」「信頼」「粘り」「規律」

目指す方向性

  • 与えられた条件の中で、いちばんいい仕事をすること。
  • 約束の時間と中身を、ていねいに守ること。
  • 先が見えない時期も、集中して進み続けること。
  • 決まりごとを、みんなが安心できる土台として生かすこと。
  • 信頼を積み上げて、大きな仕事をまかされること。

シンボルを読む

どんな条件にも応える力

14度のキーワードは「礼節」。
この度数の人は、きびしい条件をつきつけられても、ていねいに、きちんと応えられる人です。
その誠実さが、深い信頼を集めます。

水瓶座は、風のサインの固定宮。
風は全体を見わたす頭のよさ、固定宮は決めた道を最後まで走りきる粘り強さのことです。
そして守護星の土星は、ルールや約束を表す星。
自由な水瓶座の中で、14度の人は「決まりを味方にする」力を持っています。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

山あいを走る夜行列車。
長いトンネルに入ると、窓の外がまっ暗になり、車内の明かりが一瞬ちらつきました。
小さな男の子が、泣きそうな顔になります。
車掌がすぐにやってきて、帽子をとり、ひざをついて話しかけました。
「あと少しで、トンネルを抜けますよ。そのとき、窓の外を見ていてくださいね」
列車が外に出ると、朝日に照らされた谷が、窓いっぱいに広がっていました。

暗いトンネルの中でも、あわてずに、目の前の人にていねいに向き合う。

この度数の人は、きびしい状況のときほど、落ち着いて役目を果たせるんです。

レールの上で、最高の走りを

列車は、決められたレールの上を走ります。
でも同じレールでも、どう走るかで乗り心地はまったく変わります。

この度数の人は、決められた枠の中で、いちばんいい走り方を見つけられる人。
締め切り、予算、ルール。
条件がはっきりしているほど、君の集中力は研ぎすまされます。

同じ時刻に、同じ駅に、同じていねいさで着く。
そのくり返しを、君はちゃんと誇りにできる人です。

「まじめすぎるよ」と言われても、それでいいんです。
そのまじめさがあるから、みんな安心して君の列車に乗っていられるんです。

運ばれるのではなく、走る

この度数の人は、決められた道の上でも、自分で走り方を選べる人です。
どんな状況の中にも、自分で決められることを見つけ出せるんです。

長いトンネルが続くと、ただ運ばれているような気持ちになることもあります。

そう感じたら、今日の自分が選べることを探してみる。
言葉づかい、段取り、ちょっとしたひと手間。
どれも、君にしか決められないことです。

選んだことを楽しめたら、トンネルの中の時間も、君らしい走りの時間になります。

ちょっとだけクセ

待ち合わせには、いつも10分前に着いている。
頼まれた仕事の締め切りを、こっそり1日早めて手帳に書いている。
その几帳面さに、助けられている人がたくさんいます。

暗いトンネルを、まっすぐ走っていく列車。
その先で、もう出口の光が見えはじめていますよ。

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