牡羊座25度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A double promise

ふたつの約束。

人と物をぴたりとかみ合わせ、みんなの力を引き出す名調整役

キーワード

「感受性(SENSIBILITY):その場のすべてを、君はうまくかみ合わせられる」

「調整力」「気配り」「柔軟さ」「協力」「まとめ役」「つなぐ力」

目指す方向性

  • 人と人、人と仕事を、いちばんいい組み合わせにすること。
  • その場の空気の変化に、いち早く気づくこと。
  • 立場のちがう人の話を、どちらもきちんと聞くこと。
  • ぶつかりそうな意見を、協力できる形に整えること。
  • 約束は、自分にできる範囲で誠実に守ること。

シンボルを読む

場をかみ合わせる力

25度のキーワードは「感受性」。
この度数の人は、その場の人や物を、うまくかみ合わせられる人です。
誰と誰を組ませれば話が進むか、なんとなくわかってしまうんです。

牡羊座は、火のサインの活動宮。
火はまっすぐな熱、活動宮は人や物事が動きだすきっかけをつくる力のことです。
25度の人は、その熱を、みんなで前へ進むために使えるんです。

牡羊座の終わりが近づくにつれて、ひとりで走る力が、人といっしょに進む力へ育っていきます。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

小さな街角のレストラン。
その晩、同じ時間にふたつの予約が入ってしまいました。
片方は、老夫婦の結婚記念日。
もう片方は、にぎやかな誕生日会です。
若い給仕係は少し考えてから、テーブルの配置を変えました。
誕生日会の歌が終わるころ、みんなで老夫婦にも乾杯を送ったのです。
その夜、店はいちばん温かい空気に包まれていました。

どちらかをあきらめるより、両方がうれしくなる道を探す。

この度数の人の気配りは、そういう答えにたどりつけるんです。

空気を感じとるアンテナ

この度数の人は、とても感受性が豊か。
部屋に入った瞬間の空気、言葉の裏にある気持ち。
そういうものを、すっと感じとれます。

だから、まとめ役を任されることが多いんです。
君がいると、ぎくしゃくしていた場が、少しずつほどけていきます。

みんなの力を引き出す力

この度数の人は、自分が前に出るより、みんなの力がうまく出る形を考えるのが得意です。
それぞれの得意を見つけて、ちょうどいい場所に置いていく。
チームの力が何倍にもなるのは、そのためです。

みんなにいい顔をしようとして、自分の本音が迷子になることもあります。
迷ったら、「私は、どうしたい?」を最初に確かめてみてください。
君の本音も、かみ合わせる大事なピースのひとつです。

ちょっとだけクセ

飲み会の席順を、頼まれてもいないのに頭の中で組んでいる。
話がこじれそうになると、つい「まあまあ」と間に入ってしまう。
場の空気を大切にしている人の、やさしい反射です。

ふたつの約束が、どちらも笑顔で守られる場所。
そんな場を、君はさりげなくつくれる人です。

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