牡羊座24度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

An open window and a net curtain blowing into a cornucopia

開いた窓から風が入り、レースのカーテンが豊かさの角の形にふくらんでいる(コルヌコピア=果物や花があふれ出る角の形の器)。

豊かさを呼びこんで気前よく分け合う、太陽のようにおおらかな人

キーワード

「気前(MUNIFICENCE):受けとった豊かさを、君は気前よく分けられる」

「豊かさ」「受けとる力」「分け合う」「風通し」「恵み」「おおらかさ」

目指す方向性

  • いいものが来たら、遠慮せずに受けとること。
  • 受けとったものを、まわりに気前よく分けること。
  • 人やチャンスが出入りしやすい、風通しのいい場所をつくること。
  • 足りないものより、もうあるものを数えること。
  • 分け合うことを、仕事の喜びにすること。

シンボルを読む

豊かさを受けとる力

24度のキーワードは「気前」。
この度数の人は、受けとった豊かさを、まわりに気前よく分けられる人です。
しかもその前に、やってきた恵みを、まっすぐ受けとれる人なんです。

牡羊座は、火のサインの活動宮。
火は生命力、活動宮は新しい流れを起こす力のことです。
つまりは、君が動くと、止まっていたものに風が通りはじめるんです。

23度で大事に運んできた宝が、24度では窓いっぱいにあふれだします。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

丘の上の農家の台所。
収穫祭の朝、窓を開けると、レースのカーテンが風で大きくふくらみました。
テーブルには、りんごやかぼちゃ、焼きたてのパイがどっさり並んでいます。
女主人は、それをかごに分けて、近所の家に配りに出かけました。
夕方、戻ってきたかごには、お返しのチーズやはちみつが入っていました。

分けるほど、かごがまた満たされていく。

この度数の人のまわりでは、そんなふうに豊かさが行き来するんです。

分け合うほど広がる力

この度数の人は、「いいもの」を独り占めできないタイプです。
おいしいお店も、役に立つ情報も、つい誰かに教えたくなる。
その気前のよさが、人とのつながりを太くしていきます。

受けとることも、分けることも、同じくらい上手。
だから、君のまわりには、自然と豊かさが集まってくるんです。

風通しのいい心

開いた窓は、風も光も通します。
この度数の人の心も、いつも少し開いています。
新しい人やアイデアを、こだわらずに迎え入れられるんです。

「気前がよすぎるよ」とあきれられることもあります。
でも、その気前のよさで、君はたくさんの人を幸せにしているんです。

人の役に立てたうれしさで、ちょっと鼻が高くなるのは、自然なことです。
そういうときほど、分けた相手の笑顔を思い出すと、心がまた広く開きます。
その笑顔こそ、君の豊かさの証です。

ちょっとだけクセ

旅行に行くと、自分の荷物よりお土産の袋のほうが多い。
「多めに作っちゃった」が口ぐせで、おすそわけの準備がいつもできている。
おすそわけを配る君の顔は、もらう人よりうれしそうです。

開いた窓から風が入り、カーテンが豊かさの角の形にふくらむ。
君のまわりにも、そんな風の通り道ができています。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋