牡羊座6度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A square brightly lighted on one side

一辺だけが、明るく照らされた四角形。

決めた方向へぶれずに進む、自信と芯を持つ実行者

キーワード

「軸(SET):進む向きが、君の中ではっきり決まっている」

「方向性」「一貫性」「自信」「ぶれなさ」「光と影」「土台」

目指す方向性

  • 自分が大事にしたいことを、3つまでにしぼって言葉にすること。
  • まわりの声に迷ったら、最初に決めた理由に立ち返ること。
  • 得意な分野を、仕事の柱として太くしていくこと。
  • うまくいかない時期も、手を動かすことだけは止めないこと。
  • 自分の苦手な部分も、ありのまま認めておくこと。

シンボルを読む

進む向きを決める軸

6度のキーワードは「軸」。
この度数の人は、自分の進む向きが、心の中ではっきり決まっている人です。
何をやるか、どこへ行くか。
それを自分で決めて、ぶれずに進んでいけるんです。

牡羊座は、火のサインの活動宮。
火は自分を信じる力、活動宮は決めた方向へ動きだす力のことです。
6度は、理想へ向かう足場を固めるところ。
夢を、具体的な進み方に落としこむ度数なんです。

たとえば、こんなお話はどうでしょう。

砂漠のはずれの小さな町。
ひとりの女性が、古い倉庫を借りて陶芸の工房を開きました。
最初の一年、売れたのは数えるほど。
「場所が悪い」「もっと安くしたら」と、みんないろいろなことを言います。
でも彼女は、「毎日使える器をつくる」という決めごとだけは変えませんでした。
三年目の春、遠くの町から、彼女の器を探しに来るお客さんが現れはじめます。

まわりの声に流されずに、決めたことを続けた彼女。
この度数の人は、自分の軸を持つことで、時間を味方につけられるんです。

光も影も引き受ける自信

場面の四角形は、一辺だけが明るく照らされています。
四角は、しっかりした土台や、現実の形を表す図形。
そこに片側から光が当たっているので、明るい面と影になる面がはっきり分かれています。

この度数の人は、自分の得意なところも苦手なところも、ちゃんと分かっています。
だから、光の当たる面を思いきり生かせる。
影の部分があると知っていることも、この度数の人の自信の一部です。

人に決められた道より、自分で選んだ道を歩きたい。
それが、この度数の人のまっすぐさです。
自分で選んだからこそ、うまくいかないときも人のせいにしない。
その潔さに、まわりの人は信頼を寄せていきます。

ゆるがない一貫性

この度数の人の強さは、一貫性にあります。
昨日言ったことと、今日やっていることが同じ。
だから、まわりの人は安心して君に仕事を任せられるんです。

結果が出ない時期に「私には無理かも」と思ったら、最初に決めた理由をもう一度書き出してみてください。
理由が残っているかぎり、君の軸はまだそこにあります。

一度決めた道を歩きつづけた人だけが見られる景色があります。
この度数の人は、ぶれない一貫性で、少しずつ確かな土台を築いていけるんです。

ちょっとだけクセ

一度「これでいく」と決めた定番は、何年も同じものを買い続ける。
道を聞かれると、いちばんの近道を自信たっぷりに教えてしまう。
迷いのなさが、君のいちばんの強みです。

一辺だけ明るく照らされた四角形。
光の当たる側から、君の道はまっすぐのびています。

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