牡羊座7度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A man successfully expressing himself in two realms at once

ふたつの世界で同時に、自分をのびのびと表している男の人。

いくつもの世界を軽やかに行き来する、多才なマルチプレイヤー

キーワード

「腕前(PROFICIENCY):いくつものことを、君は同時にこなせる」

「多才」「両立」「切り替え」「器用さ」「マルチ」「見きわめ」

目指す方向性

  • 本業とは別に、もうひとつ打ちこめる分野を持つこと。
  • 仕事と趣味、両方の経験をまぜて新しい価値をつくること。
  • 今日やることと、今日やらなくていいことを、朝に分けておくこと。
  • 手を広げすぎたと感じたら、どれかを手放す勇気を持つこと。
  • 「どちらか」ではなく「どちらも」を選べる働き方をつくること。

シンボルを読む

ふたつの世界を両立させる腕前

7度のキーワードは「腕前」。
この度数の人は、いくつものことを、同時にこなせる人です。
仕事と家のこと、本業と好きなこと。
ちがう世界を行き来しながら、どちらでも自分らしくいられるんです。

牡羊座は、火のサインの活動宮。
火はエネルギーの量、活動宮は次々に動きだす身軽さのことです。
7度の人は、自分の軸を持ったまま、いくつもの場所へ出かけていけます。
一本の芯があるから、手を広げても崩れない度数なんです。

この場面からは、こんな人物が浮かんできます。

海沿いの小さな診療所。
昼間の彼女は、てきぱきと患者さんを迎える受付の係です。
夜になると、近くの小さなバーで歌を歌っています。
診療所に来るお年寄りの中には、彼女の歌を聴きにくる人もいました。
「昼も夜も、どっちもあなたらしいね」
そう言われて、彼女は笑いました。
どちらかをやめようと思ったことは、一度もないそうです。

昼の顔と夜の顔、どちらも本物の彼女。
この度数の人は、ふたつの世界で同時に輝くことができるんです。

切り替えの速さと器用さ

この度数の人は、切り替えが上手です。
さっきまで真剣な顔をしていたのに、次の瞬間には笑っている。
その切り替えの速さは、活動宮の身軽さからきています。

器用さも、この度数の人の武器です。
はじめてのことでも、少しやればコツをつかめる。
だから、あれもこれも頼まれて、気づけばマルチに活躍しているんです。

「どっちかに決めなさい」と言われても、どれも手放したくないのが本音ですよね。
ふたつの世界を知っているから、片方で行きづまっても、もう片方で息をつける。
その両立が、君の心の元気を支えています。

大事なことを見きわめる目

見きわめる力も、この度数の人の才能です。
たくさんのことをこなせるのは、今大事なことと、今は関係ないことを、すっと切り分けられるから。
全部を同じ力でやるのではなく、力の入れどころを知っているんです。

それでも、楽しいことが多すぎて、力があちこちに散ってしまうこともあるでしょう。
「今週いちばん大事なのはどれ?」
その答えが見えれば、ほかのことも自然に順番が決まります。

ちがう分野の経験をまぜると、片方の分野だけでは出てこないアイデアが生まれます。
この度数の人は、多才さと見きわめる目で、自分だけの働き方をつくっていけるんです。

ちょっとだけクセ

テレビを見ながら、スマホで調べものをして、洗濯物もたたんでいる。
手帳の予定が、色ペンで何色にも分かれている。
忙しい日のほうが、なぜか顔色がいいくらいです。

ふたつの世界で、同時にのびのびと自分を表す男の人。
どちらの場所にいても、君は君のままで輝けます。

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