山羊座23度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

Two awards for bravery in war

戦いでの勇気をたたえる、二つの勲章。

こわい場面でも人のために一歩前へ出る、信頼を集める勇者

キーワード

「評価(RECOGNITION):人のためにつくし続ける君の姿は、ちゃんと認められる」

「名誉」「功績」「勇気」「使命感」「信頼」「実績」

目指す方向性

  • 誰かのために動くことを、自分の仕事の真ん中に置くこと。
  • こわくても、必要なときには一歩前に出ること。
  • 目立たない役目でも、手を抜かずにやりとげること。
  • 人のために動いた自分を、自分でも認めること。
  • ほめられたら、照れずに「ありがとう」と受けとること。

シンボルを読む

人のために動ける勇気

23度のキーワードは「評価」。
この度数の人は、人のためにつくす姿が、まわりの人の目にとまる人です。
こわい場面でも、「誰かが困っているなら」と体が先に動くんです。

山羊座は、地のサインの活動宮。
地は、目に見える形にする力。
活動宮は、自分から役目を引き受けにいく力のことです。
守護星の土星は、時間と責任の星。
一度の出来事より、長い時間の中で見えてくる人柄を映す星です。

ある海辺の町の話です。

消防団をやめる日、古株の団員の男の人が、二つの感謝状を受けとりました。
一つめは、若いころ、台風の夜に川へ落ちた子を引き上げたときのもの。
二つめは、夜の見回りがこわいという新人の横を、何年も一緒に歩いてきたことへのものでした。
「こっちのほうが、うれしいな」
彼はそう言って、二つめの感謝状を指でそっとなでました。

大きな場面で出す勇気と、となりの人のために出す小さな勇気。
この度数の人は、その両方を持っているんです。

そばにいてくれる安心感

この度数の人の強さは、いざというときに逃げないことです。
派手な活躍より、困ったときにそこにいてくれることで、人の信頼を集めていきます。

みんなが動けずに固まっているとき、最初に手をあげられる。
こわさを感じていないわけではなく、こわいまま動ける人です。
目立たない後始末や見守りの役も、同じ気持ちで引き受けられる。
大きな場面と小さな場面を分けずに人のために動けるのが、この度数の人の勇気です。

「あの人がいるなら大丈夫」と言われるのは、君が人のために一歩出られる人だと、みんなが知っているからです。

実績を胸に張る力

誰かのために一歩出た自分を、自分でも認めてあげてください。
ほめられたら、照れずに受けとっていいんです。

ほめられて、つい自慢したくなる日もある。
それも、君の人間らしいところです。
ただ、勲章がいちばん光るのは、見せびらかしたときより、また誰かのために動きだしたときなんです。

ちょっとだけクセ

表彰状や感謝の手紙を、引き出しにこっそり全部とってある。
人に頼まれると断れず、気づけば三つの係をかけもちしている。
頼られることが、君のエネルギー源になっています。

胸にならんだ、二つの勲章。
どちらも、誰かのために勇気を出した日の、たしかな記念です。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋