双子座17度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

The head of health dissolved into the head of mentality

健康そのものの顔が、知性に満ちた顔へと溶けるように変わっていく。

育つほどに見える世界を広げていく、器の大きいビジョナリー

キーワード

「発達(DEVELOPMENT):心と体が育つほど、君の見える世界は広がる」

「ビジョン」「人間理解」「成熟」「知性」「進化」「大局観」

目指す方向性

  • 年を重ねるごとに、見える世界を広げていくこと。
  • 人の可能性を、長い目で見守ること。
  • 体の元気と頭の元気を、両方育てること。
  • 目先の結果より、大きな流れを読むこと。
  • 学んだことで、自分の考えを更新し続けること。

シンボルを読む

育つほど視野が広がる才能

17度のキーワードは「発達」。
この度数の人は、育つほどに見える世界を広げていく、器の大きいビジョナリーです。
若いころの元気さに、経験と知性が重なって、どんどん深みのある人になっていきます。

双子座は、風のサインの柔軟宮。
風は知性と学び、柔軟宮は新しい考えを取り入れて自分を変えていける力のことです。
つまりは、学ぶほどに自分を新しくし続けられる星座。
17度では、その知性が「人を見る目」に育っていきます。

こんな一場面を想像してみてください。

山のふもとの村の、古い郵便局。
若いころは山道を走り回っていた男の人が、今は局長として、窓口で村の人たちの話を聞いています。
「最近、息子から手紙が来なくてね」
おじいさんの話にうなずきながら、彼は手紙のことだけでなく、畑のこと、家族のことまでゆっくり聞いていきます。
帰りぎわ、おじいさんは「話したら、なんだか楽になったよ」と笑いました。

体で世界を知っていた人が、心と頭で世界を見るようになった。
この度数の人は、年を重ねるほど、人をまるごと理解できるようになるんです。

人をまるごと見わたす目

この度数の人は、人の可能性を大きく見られる人です。
今できていることだけでなく、その人がこれからどう育つかまで見えている。

だから、人を育てるのが上手。
後輩や子ども、仲間の小さな成長を見のがさず、「君ならできるよ」と言える。
その一言で、人は驚くほど伸びていきます。

目先の結果より、大きな流れを読む大局観。
それがあるから、まわりがあわてているときも、君は落ち着いて先を見通せるんです。

考えを育て直す勇気

この度数の人は、自分の考えを何度でも新しくできる人です。
「前はこう思ってたけど、今はちがうな」と、さらっと言える。
その身軽さが、何歳になっても君を伸ばし続けます。

昔の考えにしがみつきたくなったら、今の自分ならどう思うかを、一度だけ自分に聞いてみてください。

体の元気も、頭の元気も、心の元気も。
ぜんぶを育てていく君の世界は、これからもっと広がっていきます。

ちょっとだけクセ

新しいことを学ぶと、人に話したくてうずうずする。
昔の自分の日記を読んで、「若いなあ」と笑っている。
その笑いは、君がちゃんと育ってきた印です。

元気いっぱいの顔が、知性に満ちた顔へと変わっていく。
年を重ねるほど、君の目に映る世界は広くなります。

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