双子座5度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A radical magazine

思いきった主張をのせる雑誌。

行く先々に自分らしさを残す、インパクトのある発信者

キーワード

「接点(TANGENCY):君がふれたところには、はっきり跡が残る」

「個性」「インパクト」「発信力」「主張」「刺激」「話題性」

目指す方向性

  • 思ったことを、自分の言葉で発信すること。
  • 人とちがう意見も、ていねいに理由をそえて伝えること。
  • 自分の名前で出せる作品を、少しずつ増やしていくこと。
  • 反対する前に、相手の話を最後まで聞くこと。
  • 自分らしさを、流行に合わせて薄めないこと。

シンボルを読む

ふれたところに跡を残す個性

5度のキーワードは「接点」。
この度数の人は、人や場所にふれたところに、はっきり自分の跡を残せる個性を持っています。
一度会っただけなのに、「あの人の言ったこと、覚えてる」と思い出される人なんです。

双子座は、風のサインの柔軟宮。
風は言葉を運んで考えを広げる力、柔軟宮はいろいろな場所を身軽に行き来できる力のことです。
行った先々で、自分の考えを置いていく。
身軽に動きながら声を残していくところに、この度数の双子座らしさがあります。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

大学のある小さな街角。
印刷所の片すみで、ひとりの学生が手作りの雑誌を刷っていました。
中身は、町の決まりごとへの、ちょっと思いきった意見ばかり。
配りはじめた最初の週は、あちこちで言い合いが起きました。
けれど次の月、カフェの常連たちは、新しい号を待ちかまえていたのです。
「今月は、何を書いてくるかな」

賛成も反対も、全部ふくめて話題になる。

この度数の人は、行く先々に、話が生まれるきっかけを残していけるんです。

インパクトのある発信力

この度数の人は、言葉にインパクトがあります。
ありきたりの言い方では、自分でも物足りない。
少しとがった表現で、相手の心にひっかかりをつくれるんです。

双子座は、言葉と情報の星座。
その言葉に、この度数ではくっきりした主張がのります。
だから、君の発信は、読んだ人の頭の中にしばらく残るんです。

どこか人と逆のことを言いたくなるのも、この度数らしさです。
「へそ曲がりだね」と言われても、それでいいんです。
みんなが同じ方向を見ているとき、別の角度を差し出せる人がいると、話はぐっと深まります。

なんにでも突っかかりたくなる日は、少し疲れているのかもしれません。
言いたいことを、いちばん大事なものだけにしぼってみる。
しぼった言葉は、ぐっと強く届きます。

刺激をくれる存在感

この度数の人は、まわりにとってのいい刺激です。
君と話すと、考えが動きだす。
ぼんやりしていたことに、輪郭が生まれるんです。

個性は、ちがいを見せるためにあります。
君がはっきり自分らしくいることで、まわりの人も「自分の意見を持っていいんだ」と思えるようになる。

行く先々で残してきた言葉は、あとから振り返ると、君が何を大事にしてきたかをはっきり教えてくれます。
君の存在感は、その言葉の一つ一つに宿っています。

ちょっとだけクセ

みんなが「いいね」と言う映画ほど、ちょっと辛口の感想を言いたくなる。
コメント欄を読みはじめると、自分なら何と書くかを考えている。
黙っていられないのは、君の頭がいつもよく回っている証拠です。

街角で配られる、思いきった主張の雑誌。
君の言葉も、誰かの心にくっきり残っていきます。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋