場面
An old-fashioned well
昔ながらの井戸。
こつこつ続けた力で恵みを返す、誠実で頼れる支え手
キーワード
「報い(RECOMPENSE):変わらず続けてきたことが、ちゃんと返ってくる」
「自立」「誠実」「継続」「素朴さ」「恵み」「信頼」
目指す方向性
- 毎日の小さな習慣を、長く続けること。
- 人に頼る前に、まず自分でできることをやってみること。
- 続けて身につけた技術や知識を、人のために使うこと。
- 地域、家族、仲間など、長くつきあえる場を大事にすること。
- 口数が少なくても、気持ちは短い言葉で伝えること。
シンボルを読む
変わらず続ける誠実さ
7度のキーワードは「報い」。
この度数の人は、変わらずこつこつ続けてきたことが、ちゃんと自分に返ってくる誠実さを持っています。
目立たなくても、信頼がじわじわと積み上がっていく人なんです。
双子座は、風のサインの柔軟宮。
風は軽やかに動く知性、柔軟宮はそのときどきに合わせて変われる力のことです。
その双子座の中で、7度はめずらしく「変わらないこと」を大事にします。
身軽な星座が、長く使えるものを守り続ける。そこに、この度数の意外な底力があります。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
丘の上の古い農家。
庭には、ひいおじいさんの代から使われてきた井戸がありました。
家の主人は、毎朝そのつるべを直し、まわりの石を掃除してきました。
ある年、雨の降らない夏が続き、村じゅうの井戸がかれていきます。
けれど丘の上の井戸だけは、冷たい水をたたえていました。
主人はバケツを持ってきた近所の人たちに、黙って水をくみ続けました。
毎朝の手入れを、誰も見ていなかった。
それでもいちばん大事な夏に、その手間が村を助けました。
この度数の人は、地道に続けてきたことを、まわりへの恵みとして返せるんです。
自分を頼りにできる自立心
この度数の人は、自分の足で立てる人です。
人を当てにするより、まず自分でできることを積み上げていく。
双子座の知恵は、ここでは暮らしを回す工夫として生きます。
道具を長持ちさせる、身近なもので間に合わせる。
素朴だけれど、確かな知恵なんです。
人にどう見られるかより、自分で決めたことをやっていたい。
自分にうそはつけません。
そこが、君のまっすぐなところです。
自分だけで回せるぶん、人との距離のとり方が不器用になることもあります。
「ありがとう」や「助けて」を言いそびれていると気づいたら、短くていいので口に出してみてください。
その一言で、君の誠実さはちゃんと伝わります。
信頼が集まる恵み
この度数の人のまわりには、長く付き合える人が残ります。
流行りの人間関係より、何年たっても変わらない信頼。
それが、この度数の人の財産です。
続けることは、地味に見えるかもしれません。
でも、続けてきた人にしか出せない味があります。
困ったときに「あの人に聞けばわかる」と頼られる。
そのときが、君の積み重ねが報われる瞬間なんです。
ちょっとだけクセ
同じお店の同じメニューを、何年も頼み続けている。
使いこんだ道具を、なかなか新しいものに替えられない。
長く付き合うほど好きになっていくのが、君の愛し方です。
丘の上で、今日も静かに水をたたえている古い井戸。
君が続けてきた毎日も、誰かの暮らしを支えています。