場面
Humanity seeking to bridge the span of knowledge
人類が、知識と知識のへだたりに橋をかけようとしている。
筋道立てた考えで知恵と知恵をつなぎ、人の役に立つ橋渡し役
キーワード
「理性(RATIONALITY):筋道立てて考える力で、君は人の役に立てる」
「論理力」「実践知」「貢献」「橋渡し」「進歩」「知の共有」
目指す方向性
- 感覚だけに頼らず、筋道を立てて考えること。
- 知っていることを、困っている人のために使うこと。
- ちがう分野の知識を、組み合わせて新しい答えを出すこと。
- 小さな成果も、みんなの前進として大事にすること。
- 学び続けて、その学びを人と分け合うこと。
シンボルを読む
筋道立てて考える力
29度のキーワードは「理性」。
この度数の人は、筋道立てて考える力で、人の役に立てる人です。
こんがらがった問題も、順番にほどいて、答えまでたどり着けるんです。
天秤座は、風のサインの活動宮。
風は考えを組み立てる知性、活動宮はそれを実際に使って物事を動かす力のことです。
天秤座の「バランスを取る力」は、29度で、ちがう考えを公平に並べて比べる力になります。
29度は、天秤座の力がいちばん熟していくところ。
人との調和を、知恵の形で世の中に返していく場所です。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
川をはさんで、ふたつの町がある谷。
片方の町には腕のいい大工たちが、もう片方には水の流れにくわしい学者たちがいました。
橋をかけようという話は何度も出たのに、話がかみ合わずに止まったままです。
そこへ、両方の町に知り合いがいる一人の技師がやってきました。
大工の技と学者の計算を一枚の図面にまとめ、みんなの前で説明します。
次の春、谷には丈夫な橋がかかりました。
大工の技と学者の計算。
ばらばらのままでは、どちらも橋になりませんでした。
この度数の人は、ちがう知恵どうしをつないで、みんなの役に立つ形にできるんです。
実際に役立つ知恵
この度数の人の知恵は、机の上だけで終わりません。
「で、どうすればいい?」に、ちゃんと答えられる実践の知恵です。
理屈が通っていないと、どうにも落ち着かない。
その几帳面さが、人の信頼につながっていきます。
専門家とお客さんのあいだをつなぐ役目、教える仕事、企画をまとめる役目。
そういう場面で、君の理性はいちばん生きてきます。
みんなの前進を支える力
この度数の人は、自分ひとりの成功より、みんなが一歩進むことに喜びを感じます。
自分への期待が大きいと、目の前の成果が「まだまだ」に見えてしまいがち。
今日できたことを三つ書き出すと、ちゃんと前に進んでいたことがわかります。
小さな成果も、みんなの橋を支える板の一枚です。
ちょっとだけクセ
できたことより、できなかったことのほうを先に数えている。
家電を買うときは、比較表をつくらないと落ち着かない。
目標が高いのは、君が本気で前を向いているしるしです。
知識と知識のへだたりに、橋をかけようとする人たち。
その橋づくりには、筋道立てて考える君の力が欠かせません。