乙女座17度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A volcano in eruption

噴火している火山。

本気の情熱で古い殻を打ち破り、何度でも生まれ変われる再出発の達人

キーワード

「爆発(EXPLOSION):ためこんだ情熱が、うわべを吹き飛ばして本当の自分を整える」

「情熱」「本気」「浄化」「リセット」「エネルギー」「生まれ変わり」

目指す方向性

  • ためこんできた本気を、形にして外に出すこと。
  • 合わなくなったやり方を、思いきって手ばなすこと。
  • 情熱を、自分を整え直すエネルギーに使うこと。
  • うわべの付き合いより、本音で話せる関係を選ぶこと。
  • 何度でも、新しい自分に生まれ変わること。

シンボルを読む

うわべを吹き飛ばす情熱

17度のキーワードは「爆発」。
この度数の人は、本気の情熱で古い殻を打ち破っていける人です。
静かに見えて、胸の奥には大きなエネルギーをためています。

乙女座は、地のサインの柔軟宮。
地はふだんは動かない大地そのもの、柔軟宮は変化を受け入れて形を変えていく力のことです。
大地が動くのは、大きな変化の合図。
この度数の人は、ためこんだ力を一気に出して、自分をまるごと整え直せるんです。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

島の村のはずれ。
長いあいだ眠っていた山が、ある朝、ごうっと音を立てて火を噴きました。
村の人たちは、離れた丘から、その赤い光を見守っています。
何か月かたって煙がおさまると、山の形はすっかり変わっていました。
そして次の春、黒い土の上に、見たこともないほどたくさんの花が咲きました。
「前より、ずっときれいになったね」
村の子どもが、うれしそうにつぶやきました。

大きく変わったあとの土は、前よりもっと豊かになっていた。
君も、思いきった変化のあとにこそ、自分をもっと豊かな形に育て直していけます。

ためこんだ本気を出す勇気

この度数の人は、ずっと我慢できる人です。
だからこそ、ためこんだ思いが大きくなったとき、ものすごい力になります。

「もう、このままじゃいやだ」
そう思った瞬間の君は、誰にも止められません。
働き方を変える、住む場所を変える、ずっと言えなかった本音を言う。
その決断が、君の人生を新しい形に整えていきます。

「そんなに熱くならなくても」と言われても、それでいいんです。
本気になれることは、君の大きな才能だから。

情熱を整える力に変える

この度数の人の情熱は、こわすためではなく、整えるためにあります。
余分なものを吹き飛ばしたあと、本当に大事なものだけが残る。
そこから、新しい自分を組み立て直せるんです。

ときには、気持ちがおさまらなくて、身近な人につい強い言葉をぶつけそうになるかもしれません。
言葉にする前に、まず外を歩くか、思いきり体を動かしてみて。
熱の行き先を選べたとき、それは人を動かす情熱に変わります。

うわべだけの毎日では、どうしても満足できない。
本気で生きたい気持ちに、うそはつけません。

ちょっとだけクセ

部屋の模様替えを始めると、気づけば家具の配置が全部変わっている。
ふだんは穏やかなのに、好きなことを語りはじめると止まらない。
その熱さが、君を何度でも新しくしてくれます。

火を噴いた山から、古い岩がいっせいに空へ吹き飛んでいく。
そのあとの大地は、新しい姿で次の季節を迎えます。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋