乙女座27度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

Grandes Dames at tea

貴婦人たちのお茶会。

どっしりした余裕でチャンスを引き寄せる、品格ある大人のプロデューサー

キーワード

「貫禄(APLOMB):どっしりした落ち着きで、君は立場を上手に生かせる」

「余裕」「品格」「経験」「社交」「采配」「チャンスをつかむ」

目指す方向性

  • あわてず、落ち着いた態度で物事にのぞむこと。
  • これまでの経験や立場を、遠慮なく生かすこと。
  • 人と人をつないで、新しいチャンスをつくること。
  • 大人の品格を、ふるまいで見せること。
  • 手に入れたものを、まわりの人のためにも使うこと。

シンボルを読む

どっしりした落ち着き

27度のキーワードは「貫禄」。
この度数の人は、どんな場面でもどっしり落ち着いていられる人です。
あわてないから、まわりもつられて安心するんです。

乙女座は、地のサインの柔軟宮。
地は経験を積み上げていく力、柔軟宮は場面に合わせてふるまいを変えられる力のことです。
積み上げた経験があるから、どんな場にもしなやかになじめる。
それが、この度数の余裕の正体です。

27度は、乙女座の仕上げも終盤。
ここまで磨いてきた力が、落ち着いた品格として身についてきます。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

街の古いお屋敷の庭。
午後になると、年を重ねたご婦人たちが、庭のテーブルでお茶を楽しみます。
その日、テーブルの花を届けに来たのは、通りに花屋を開いたばかりの女性でした。
一人のご婦人がカップを置いて、花束をゆっくりながめます。
「来月のお茶会の花は、ぜんぶあなたのお店にお願いしましょう」
次の月、その花屋には、町のあちこちのお屋敷から注文が届くようになっていました。

お茶の席での、あの何気ない一言。
それが、新しい花屋の道をひらきました。
この度数の人は、自分の立場や人脈を、上手に生かせる人なんです。

チャンスをつかむ目

この度数の人は、日々の中に転がっているチャンスを見のがしません。
雑談の中の一言、偶然の出会い。
そこから、次の一手を思いつけるんです。

人をよく見ている乙女座だから、誰と誰をつなげばいいか、何をどこに出せばいいかがわかる。
その采配のうまさは、仕事でも大きな武器になります。

品格という魅力

この度数の人は、年齢を重ねるほど魅力が増していくタイプです。
経験を重ねるたびに、ふるまいに品が出てきます。

特別な席に呼ばれたり、大事にされたりすることも増えていくはずです。
それを楽しんだら、次は君が誰かを呼ぶ番。
その順番を回していける人が、本当に品格のある人です。

ちょっとだけクセ

お気に入りのカップでないと、お茶の味が半分になる気がする。
初対面の人との会話でも、気づけば共通の知り合いを見つけている。
人とのつながりを楽しめる、大人の余裕のあらわれです。

午後の光の中で、カップを片手にゆったり笑っている君。
その一言が、また誰かの扉をひらいていきますよ。

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