水瓶座17度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A watchdog standing guard

番犬が、しっかりと見張りに立っている。

大切な理想を最後まで守りぬく、筋金入りの正直者

キーワード

「誠実(PROBITY):大事な理想を、君は最後まで守りぬける」

「忠実さ」「守る力」「信念」「用心深さ」「まじめさ」「頼もしさ」

目指す方向性

  • 信じる理想を、ぶれずに持ち続けること。
  • 大切な人や場所を、自分の手で守ること。
  • 小さな異変に気づいたら、すぐに動くこと。
  • 交わした約束を、どんなときも大事にすること。
  • 守りたいものを、本気で実現に向けて育てること。

シンボルを読む

理想を守りぬく忠実さ

17度のキーワードは「誠実」。
この度数の人は、一度信じた理想を、最後まで守りぬける人です。
その忠実さは、まわりにとって大きな安心になります。

水瓶座は、風のサインの固定宮。
風は理想を思い描く力、固定宮はその理想を手ばなさずに守り続ける力のことです。
つまり、17度の人の理想は、頭の中の夢で終わりません。
守るべきものとして、毎日の中でしっかり抱えているんです。

ある羊飼いの話があります。

霧の多い荒れ野。
年老いた羊飼いと一匹の牧羊犬が、たくさんの羊を見守っています。
ある夕方、犬が急に耳を立てて、低くうなりはじめました。
羊飼いには、何も見えません。
でも犬は、群れのはしから動こうとしない。
しばらくして霧の向こうから、迷いこんだキツネが姿を見せ、犬のひと吠えで逃げていきました。
その夜も、羊は一頭も欠けずに小屋に戻りました。

誰も気づかないうちから、大事なものを守るために立っている。

この度数の人は、信頼される見張り役として、みんなの安心を支えられるんです。

まじめさは、君の強さ

この度数の人は、まじめで、用心深い人です。
うまい話には、すぐに飛びつかない。
本当に信じていいか、自分の目で確かめてから動きます。

約束の時間、借りたものの返し方、人から預かった秘密。
小さなことほど、君はきちんと守ります。
だから、大事なことほど君に預けたくなるんです。

「疑り深いね」と言われても、それでいいんです。
その用心深さが、これまで何度もみんなを守ってきたんです。

心を開く相手を選ぶ

番犬は、知らない人には吠えますが、家族にはしっぽをふります。
この度数の人も、信じた人には、とことんあたたかい。

見張りが続いて、誰にでも身がまえてしまいそうなときは、「この人は仲間だ」と思える人の顔を思い浮かべて。
肩の力がふっとゆるんだぶんだけ、守る力にも余裕が生まれます。

守る力と、心を開く力。
両方そろったとき、君はいちばん頼もしくなります。

ちょっとだけクセ

出かけるとき、鍵をかけたか3回くらい確かめてしまう。
友だちから怪しいもうけ話を聞くと、本人より先に調べはじめている。
守りたいものが多い、忠実な心の持ち主です。

番犬は、今夜も門のそばで耳を立てている。
そのおかげで、家の中のみんなはぐっすり眠れるんです。

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