水瓶座19度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A forest fire quenched

山火事が、消しとめられた。

ざわつく場をすっと鎮めて、みんなを守る危機に強いまとめ役

キーワード

「配慮(CONCERN):君の関心を、もっと大きな役立ち方へつなげられる」

「責任感」「鎮める力」「まとめ役」「公共心」「気づかい」「行動力」

目指す方向性

  • 困っている場面に、自分から手をあげること。
  • 混乱の中でも、落ち着いて手順を決めること。
  • 自分の関心ごとを、みんなの役に立つ形に広げること。
  • まわりの人の力を集めて、同じ方向に向けること。
  • 落ち着いたあとも、次に備えて気を配ること。

シンボルを読む

いざというときの鎮める力

19度のキーワードは「配慮」。
この度数の人は、騒ぎが起きたとき、場をすっと鎮められる人です。
自分の関心を、みんなの役に立つ形に広げていけます。

水瓶座は、風のサインの固定宮。
風は全体を見て人をつなぐ力、固定宮は大変なときでも持ち場を離れない強さのことです。
水瓶座は、社会や仲間全体のことを考える星座。
19度の人は、その「みんなのために」を、行動で示せる人です。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

松林に囲まれた村。
夏の終わり、丘の上から煙が上がりました。
人びとがあわてて走りまわる中、村の学校の女の先生が、広場の真ん中に立ちます。
「水をくむ人はこっち、道をあける人はあっち。子どもたちは教会へ」
その声で、ばらばらだった人の動きが、一本の列になっていきました。
夕方には、火はすっかり消しとめられていました。

誰かに頼まれたわけでもないのに、必要な場所に立てる。

この度数の人は、みんなの力をまとめて、危機を乗りこえる流れをつくれるんです。

関心が、大きな役立ちになる

この度数の人は、気になることを放っておけません。

町のこと、職場のこと、友だちのこと。
「これ、なんとかならないかな」という関心が、いつのまにか人を動かす力になっています。

地域の集まり、チームの立て直し、トラブルのあと片づけ。
ほかの人が尻ごみする場面ほど、君の出番です。

しかも君は、目立つための手伝いはしません。
本当に困っている人のところへ、まっすぐ向かいます。
その姿を見て、あとから人が集まってくるんです。

ざわざわする心の使い道

大きな出来事があると、心がざわざわしたり、様子が気になって目が離せなくなったりすることもあるでしょう。
それは、君の関心がそれだけ強いということ。

そのざわざわを、「自分に何ができるか」を考える力に向ける。
こわさも好奇心も、行動に変わったとき、君はいちばん頼りになる人になります。

そして、騒ぎがおさまったら、あたたかいお茶でひと息つくのも忘れずに。
しっかり休んだぶん、次の出番でもまた軽やかに動けます。

ちょっとだけクセ

防災の特集を見ると、すぐに非常用バッグの中身を見直している。
食事の席でグラスが倒れたら、誰より早くおしぼりを持って立ち上がっている。
体が先に動くのは、君のやさしさの表れです。

消しとめられた山火事の煙が、白く細くなっていく。
その空の下で、君はもう次の備えを考えています。

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