水瓶座20度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A big white dove, a message bearer

知らせを運ぶ、大きな白いハト。

大きな流れを読んで動く時を知る、まっすぐな確信の持ち主

キーワード

「確信(CONVICTION):大きな流れの中で、君は動くべき時を知っている」

「タイミング」「メッセージ」「信頼」「直感」「平和」「使命」

目指す方向性

  • 大きな流れを感じながら、動くタイミングを選ぶこと。
  • 伝えたいことを、届くべき人にまっすぐ届けること。
  • 自分の望みを、まわりの幸せと重なる形に整えること。
  • 直感でわかったことを、信じて行動に移すこと。
  • 君の言葉で、人の心に平和を運ぶこと。

シンボルを読む

動く時を知っている

20度のキーワードは「確信」。
この度数の人は、「今だ」というタイミングがわかる人です。
大きな流れを感じとって、いちばんいい時に動けます。

水瓶座は、風のサインの固定宮。
風は目に見えない流れを読む力、固定宮はその流れの中で自分の軸を保つ力のことです。
20度は、水瓶座のまん中の締めくくり。
ひらめきから始まったまん中の10度が、「確かに届ける」ところまでたどりつく場所です。

こんな光景を思い浮かべてみてください。

丘の上の、一軒家の庭。
青年の腕の中には、大きな白いハトが一羽。
遠くの町に住む友人が、自分の鳩舎で育てたハトを「いい知らせがあったら、この子で教えて」と預けていったのです。
その朝、青年はハトの足に「きのう、娘が生まれたよ」と書いた小さな手紙を結びました。
すぐには放しません。
風の向き、雲の流れ、ハトの落ち着き。
しばらく空を見上げてから、ふっと手を開きました。
白い羽は、ちょうどいい風に乗って、友人の待つ町のほうへまっすぐ飛んでいきました。

早すぎても、遅すぎても届かない。

この度数の人は、いちばん届く瞬間を選んで、思いを送り出せるんです。

伝える役目

この度数の人は、メッセージを運ぶ人です。
人と人のあいだに立って、大事な話を、いちばん伝わる形で届けられる。

仕事の橋わたし、家族の仲直り、友だちへの励まし。
君の言葉は、受けとった人の心を、すっと落ち着かせます。

言いにくい知らせほど、君の出番です。
相手の気持ちが落ち着いている時を選んで、やわらかい言葉で届けられる。
だから、君から聞いた話は、角が立たずに伝わるんです。

確信と、風向き

この度数の人は、自分の感じたことを信じて、迷わず動ける人です。
その確信が、まわりの人の背中まで押してくれます。

確信があるのは、すばらしいこと。
ただ、強く信じているときほど、自分の思いこみにも気づきにくくなります。

だから、ハトを放す前の青年のように、ときどき空を見上げて風向きを確かめる。
それだけで、君の確信はひとりよがりではなく、みんなを運ぶ確信になります。
信じた道を進むことと、人の声を聞くことは、ちゃんと両立できるんです。

ちょっとだけクセ

メッセージを送る前に、送信ボタンの上で指を止めて、時間を見はからっている。
「なんとなく、今な気がする」で動いて、それがけっこう当たる。
その直感は、君がずっと空の様子を見てきた証です。

白いハトが、ちょうどいい風をつかまえた。
その知らせは、届くべき人のもとへ、まっすぐ向かっています。

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