水瓶座23度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A big bear sitting down and waving all its paws

大きなクマが座りこんで、四本の足をぜんぶ振っている。

生まれ持った持ち味を堂々と見せる、愛嬌たっぷりのエンターテイナー

キーワード

「素質(APTITUDE):生まれ持った力を、君はのびのびと見せられる」

「愛嬌」「持ち味」「のびのび」「表現」「ユーモア」「素直さ」

目指す方向性

  • 自分の持ち味を、隠さずに人前で見せること。
  • 本当に心が動く経験を、自分から取りにいくこと。
  • 笑いや親しみやすさを、仕事の武器にすること。
  • うまく見せるより、素直に出すことを選ぶこと。
  • 得意なことを、人を楽しませる形で差し出すこと。

シンボルを読む

持ち味をのびのび見せる力

23度のキーワードは「素質」。
この度数の人は、生まれ持った力を、のびのびと人前で見せられる人です。
かっこつけなくても、そのままの君がいちばん魅力的なんです。

水瓶座は、風のサインの固定宮。
風は人と人のあいだを軽やかに行き来する力、固定宮は自分の形をゆずらない力のことです。
守護星の天王星は、型にはまらない自由さをあらわします。
人と同じでなくていい、という感覚が、この度数の人の表現を大胆にしてくれます。

こんな場面を思い浮かべてみてください。

学校の講堂で開かれた、年に一度の劇の発表会。
クマの役を割り当てられたのは、いつも教室でいちばん大きな声で笑う男の子でした。
セリフはひとつもありません。
本番、緊張でどうしていいかわからなくなった彼は、舞台の真ん中にどすんと座りこみ、両手両足をぶんぶん振りました。
客席は大笑い。
終わったあと、いちばん大きな拍手をもらったのは彼でした。
先生も笑いながら、「来年のクマも、君にお願いね」と言いました。

うまくやろうとしなくても、素直に出したものが人を喜ばせる。
この度数の人は、その力を最初から持っているんです。

人をなごませるユーモア

この度数の人がいると、場の空気がやわらかくなります。
ちょっとしたひと言や身ぶりで、まわりが思わず笑ってしまう。

その親しみやすさは、どんな仕事でも強い味方です。
むずかしい話も、君が話すと、みんなが耳をかたむけてくれるんです。

緊張した会議も、はじめて会う人との食事も、君がいるとほぐれていく。
笑いは、人と人の距離をいちばん早く縮めてくれます。

本物の経験を求める心

この度数の人が求めているのは、本当に心が動く経験です。
だから、表現にうそがないんです。
行ってみたかった場所、会ってみたかった人。
心が動く経験を重ねるほど、君の表現はもっと豊かになります。

注目を集めようとがんばりすぎると、せっかくの愛嬌が少し空回りします。
ウケを狙いたくなったら、「自分は今、楽しい?」と確かめてみて。
楽しんでいる君が、いちばん人を惹きつけます。

ちょっとだけクセ

写真を撮られるとき、つい変なポーズをとってしまう。
まじめな場面なのに、自分だけ笑いをこらえきれない。
まわりを笑わせたい気持ちが、体のほうから先に出てしまうんです。

座りこんで、四本の足をぜんぶ振っている大きなクマ。
あれくらい素直な君で、ちょうどいいんです。

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