場面
A Hindu healer
インドの癒し手(ヒンドゥーの伝統的な治療者)。
人の小さな力を最後まで育てきる、根っからの育て上手
キーワード
「療法(THERAPY):人の小さな力を、君はいちばんいい形まで育てられる」
「癒し」「手当て」「引き出す力」「献身」「知恵」「立ち直らせる力」
目指す方向性
- 人の「できないこと」より、「もうできていること」を先に見つけること。
- 教える、育てる、整えるなど、人の力を引き出す仕事を選ぶこと。
- 学んだ知恵を、自分の手で確かめてから人に渡すこと。
- 人を支えたあとは、自分の心と体もいたわる時間をとること。
- 自分の力を、実際より大きくも小さくも見せないこと。
シンボルを読む
小さな力を引き出す手
4度のキーワードは「療法」。
この度数の人は、人の中にある小さな力を見つけて、いちばんいい形まで育てられる人です。
本人も気づいていない良さに、先に気づけるんです。
水瓶座は、風のサインの固定宮。
風は、人と人とをつなぐ考え。固定宮は、一度向き合った相手を最後まで見届ける力のことです。
水瓶座は「みんな」を思う星座。
4度では、その思いが、目の前のひとりに向かいます。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
石畳の路地に、古い楽器の修理工房がありました。
ある日、少女が、おじいさんから譲られたというバイオリンを抱えてきます。
「もう鳴らないって言われたんです」
職人は、ひびを一本ずつ埋めて、弦を張りかえていきました。
何日かたって、少女が弓を当てると、やわらかい音が工房いっぱいに広がりました。
「この子は、ずっと鳴りたかったんだよ」と、職人は笑いました。
もう無理だと思われていたものに、もう一度音を取りもどさせる。
この度数の人は、人の中にも、そんな力を見つけられるんです。
立ち直らせる手当ての力
この度数の人は、人を立ち直らせる手当ての力を持っています。
それは特別な言葉より、そばにいて、ちゃんと見ていることから始まります。
守護星の土星は、時間をかけて形にする星。
だからこの度数の人は、すぐに結果を求めません。
相手のペースに合わせて、少しずつ手を貸していけるんです。
もし「すごい人だと思われたい」気持ちが先に立ちそうになったら、目の前の相手の顔を見てみてください。
君の力は、飾らないときにいちばんよく届きます。
知恵を人に手渡す献身
この度数の人は、知恵を自分だけのものにしません。
学んだことは、誰かの役に立つ形にして手渡したくなる。
教える人、整える人、育てる人。
どの仕事でも、君のまわりでは、人がもう一度自分を信じはじめます。
人の力が伸びていくのを見ることが、君にとっていちばんの喜びなんですよね。
ちょっとだけクセ
友だちの話を聞いていると、つい「それ、才能だよ」と言っている。
人の相談には何時間でものるのに、自分の悩みはあと回し。
それだけ、人の力を信じていられる人の、やさしいクセです。
静かに手を当てる、インドの癒し手。
そのぬくもりと同じものが、君の手にもあります。