水瓶座5度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A council of ancestors

ご先祖さまたちが集まって、話し合っている。

ルーツを力にまっすぐ生きる、ぶれない信念の継承者

キーワード

「源流(ANTECEDENCE):受け継いだものに正直でいるほど、君はぶれない」

「ルーツ」「誠実さ」「一貫性」「見守り」「つながり」「守られている感覚」

目指す方向性

  • 家族や育った土地から受け取ったものを、書き出してみること。
  • 大事な決断では、「自分に正直か」をいちばんの基準にすること。
  • 言うこととやることを、いつもそろえておくこと。
  • 受け継いだ知恵に、今の時代の工夫を足すこと。
  • 先を歩いた人に感謝し、次の人へ手渡す役を引き受けること。

シンボルを読む

ルーツに正直でいる強さ

5度のキーワードは「源流」。
この度数の人は、自分のルーツに正直でいることで、ぶれない強さを持っています。
どこから来たかを知っているから、どこへ行くかも迷いにくいんです。

水瓶座は、風のサインの固定宮。
風は、時代や世代をこえてつながる考え。固定宮は、そのつながりを保ち続ける力のことです。
未来の星座の入り口で、いったん後ろをふり返る。
それが5度の役目です。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

谷あいのぶどう畑を、若い女性が継ぐことになりました。
やり方を変えるべきか迷っていたある夜、前の畑の主だったおじさんが、古い帳面を持ってたずねてきました。
そこには、代々の畑の主の字で、雨の多かった年のこと、霜の降りた朝のことが書かれていました。
失敗も工夫も、ぜんぶ正直に。
最後のページには、こうありました。
「迷ったら、土に聞け」
次の朝、彼女は長靴をはいて、いちばん古い畑に出ていきました。

ひとりで決めているようで、たくさんの声に支えられている。
この度数の人は、その感覚を力に変えられるんです。

言葉と行動がそろう誠実さ

この度数の人は、誠実な人です。
言っていることと、やっていることがそろっている。
だから、時間がたつほど信頼が深まります。

守護星の土星は、積み重ねと約束の星。
この度数の人の一貫性は、この土星の力から来ています。

ただ、守ることだけに気を取られると、手の中のものが動かなくなることも。
昔のやり方の中から「これは今も生きている」と思うものを選んで持っていけば、ルーツはもっと強い力になります。

見守られている感覚

この度数の人は、「ひとりじゃない」と感じる力を持っています。
家族でも、恩師でも、会ったことのない昔の人たちでも。
先を歩いた誰かに見守られているような安心が、君の背中を押しているんです。

その安心があるから、新しいことにも向かっていける。
受け取ったものを、今度は次の人へ手渡していく。
君は、そのつながりの真ん中に立てる人です。

ちょっとだけクセ

親戚の集まりでは、昔の話をいちばん熱心に聞いている。
古いアルバムを開くと、写っている人の名前を全部知りたくなる。
自分の根っこを知ることが、なによりの安心なんです。

ご先祖さまたちが輪になって、静かに話し合っている。
その輪の中に、君の席もちゃんと用意されている。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋