水瓶座6度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A performer of a mystery play

神秘劇(中世の宗教劇)を演じる役者。

見えない意味を形にして届ける、奥行きのある表現者

キーワード

「繊細(SUBTLETY):目に見えない深い意味を、君はそっと形にして見せられる」

「表現力」「奥行き」「演出」「象徴」「感性」「伝える力」

目指す方向性

  • 言葉にしにくい気持ちを、絵や音や文章で表してみること。
  • 表現、企画、教育など、深い意味をわかりやすく届ける仕事を選ぶこと。
  • 社会の中で「本当に大事なこと」を見つけ、形にして見せること。
  • 感じたことを、暮らしの予定や数字にも落としこむこと。
  • 役を演じたあとは、素の自分に戻る時間を持つこと。

シンボルを読む

見えないものを形にする表現力

6度のキーワードは「繊細」。
この度数の人は、目に見えない深い意味を、そっと形にして見せられる表現力を持っています。
言葉にならない気持ちを、しぐさや空気で伝えられるんです。

水瓶座は、風のサインの固定宮。
風は、考えや意味をやりとりする力。固定宮は、それをしっかりした形にまとめる力のことです。
入り口の10度の中で、6度は、考えが「表現」になっていく場所です。

こんな場面が思い浮かびます。

大聖堂の前の広場で、年に一度の野外劇が開かれていました。
村の若い女性に回ってきたのは、せりふのない、道ばたの旅人の役。
でも本番、彼女がそっと膝をついて、見知らぬ子どもに水を差し出したとき、広場がしんと静かになりました。
何人もの人が、そこで涙をぬぐっていたそうです。
あとで劇の座長が言いました。
「あの場面が、この劇のいちばん大事なところだったね」

せりふがなくても、いちばん大事なことが伝わる。
この度数の人の表現は、そういう奥行きを持っているんです。

社会の本当のチャンスを見せる演出

この度数の人は、演出のセンスを持っています。
むずかしい話も、君が伝えると、ひとつのドラマのように胸に入ってくる。

水瓶座は、社会や仲間の星座。
だからこの度数の人の表現は、自分のためだけで終わりません。
「みんなにとって本当に大事なこと」や、まだ誰も気づいていないチャンスを見つけて、わかりやすく見せていけるんです。

感じる力が強い日は、自分でも自分がよくわからなくなることがあります。
そういうときは、明日の予定を紙に書き出してみる。
足もとが決まると、君の感性はまた自由に動き出します。

象徴を読みとる感性

この度数の人は、象徴を読みとる感性を持っています。
夢で見た景色、ふと目に入った言葉、季節の花。
そこに意味を感じとって、自分の暮らしに生かせるんです。

深いところを知っている人の言葉は、短くても重みがあります。
君の感性は、人が忘れかけていた大事なことを、思い出させてくれるんです。

ちょっとだけクセ

映画を見たあと、結末の意味を一晩じゅう考えている。
部屋の小物のならべ方にも、自分なりの意味をこめている。
なんでもない毎日も、君の目には物語の一場面に見えています。

衣装をまとい、静かに舞台に立つ神秘劇の役者。
そのしぐさだけで、見えないものが見えてくる。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋