場面
A serpent coiling near a man and a woman
男の人と女の人のそばで、ヘビがとぐろを巻いている。
知ることを重ねて本質にたどりつく、深い知恵の探究者
キーワード
「啓示(REVELATION):知ることを重ねて、君は本当の理解にたどりつく」
「気づき」「知恵」「自制心」「探究」「悟り」「本質」
目指す方向性
- 気になったことを、表面で終わらせず深く知ること。
- 学んだことを、暮らしや仕事で確かめること。
- 目先の誘いより、長い目で見て大事なことを選ぶこと。
- 大切な人と、本音で語り合うこと。
- 気づいたことを、自分だけの知恵として育てること。
シンボルを読む
知ることで世界が変わる
14度のキーワードは「啓示」。
この度数の人は、深い知恵の探究者です。
ものごとの表面では満足せず、「本当はどうなっているの?」と奥まで知ろうとします。
牡羊座は、火のサインの活動宮。
火は「知りたい」という熱、活動宮はその熱ですぐに動き出す力のことです。
気になったら、まず自分で飛びこんでみる。
そうやって手に入れた知恵は、借りものではない、君だけの答えになります。
11度から始まるまん中の10度に入って、14度では、飛びこむ勢いに「自分を律する力」が加わります。
ただ動くのではなく、知って、選んで、動く。
そこに、この度数の強さがあるんです。
このシンボルを物語にしてみます。
古い果樹園の、春の午後。
散歩していた若い夫婦が、りんごの木の根もとで、とぐろを巻いたヘビを見つけました。
夫は思わず、落ちていた枝を拾います。
妻がそっと腕を止めて、「待って、よく見て」とささやきました。
ヘビは、日なたで体を温めているだけでした。
ふたりはヘビを起こさないように、ぐるりと遠回りして、また歩きはじめました。
あわてて動く前に、よく見る。
それだけで、怖かったものの正体がわかることがあります。
この度数の人は、落ち着いて見つめることで、物事の本当の姿に気づけるんです。
自分を律するから、深く知れる
この度数の人は、自制心の強い人です。
目の前の楽しさや、その場の気分に、すぐには飛びつかない。
それは、がまんとは少し違います。
「もっと大事なことがある」と、心の奥で知っているから、選べるんです。
勉強でも、仕事でも、人との関係でも。
少しずつ理解を積み重ねていくうちに、あるとき「そういうことか」と全部がつながる瞬間が来ます。
その瞬間のうれしさを、君はよく知っているはずです。
流されそうな日の、戻り方
とはいえ、いつも冷静でいられるわけではありません。
疲れている日は、目先の誘いに、あちこち流されそうになることもある。
もしそう気づいたら、あの妻のように「待って、よく見て」と自分に言ってみてください。
一度立ち止まるだけで、君の中の知恵は、ちゃんと目を覚まします。
立ち止まれる人ほど、遠くまで理解が届く。
それが、14度の人の知恵です。
ちょっとだけクセ
気になる言葉が出てくると、会話の途中でもこっそり意味を調べている。
「なんで?」と聞きすぎて、子どもみたいだと笑われる。
その「なんで?」が、君を深い知恵へ連れていくんです。
男の人と女の人のそばで、静かにとぐろを巻くヘビ。
あわてずに見つめる君の目には、その本当の姿が映っています。