牡羊座16度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

Brownies dancing in the setting sun

夕日の中で、小さな妖精たちがおどっている(ブラウニー=夜にこっそり家の仕事を手伝うといわれる妖精)。

うれしい巡り合わせを素直に受けとる、チャンスに愛される強運の持ち主

キーワード

「活気(INVIGORATION):積み重ねてきたことが、うれしい巡り合わせになって返ってくる」

「幸運」「元気」「お祝い」「軽やかさ」「ご褒美」「チャンス」

目指す方向性

  • がんばってきた自分に、ちゃんとご褒美をあげること。
  • めぐってきたチャンスを、遠慮せずに受けとること。
  • うれしいことは、仲間といっしょにお祝いすること。
  • 小さな幸運にも気づいて、「ありがとう」と言うこと。
  • 手に入れた元気で、次の挑戦に向かうこと。

シンボルを読む

積み重ねが幸運になって返ってくる

16度のキーワードは「活気」。
この度数の人は、チャンスに愛される強運の持ち主です。
思いがけない巡り合わせを、受けとりやすい人なんです。

牡羊座は、火のサインの活動宮。
火は元気と明るさ、活動宮は自分から動いて道を開く力のことです。
この度数の人のまわりには、新しい出会いやきっかけが集まりやすいんです。
15度で積み上げてきた手仕事が、16度では「お祝い」の場面に変わります。

こんな物語はどうでしょう。

森のそばの、小さな靴の修理屋。
店をひとりで切り盛りする男の人は、毎朝まだ暗いうちから仕事台に向かってきました。
ある秋の夕方、店じまいをしていると、ずっと前に一度だけ来たお客さんが、大きな注文を持ってやってきます。
「あのとき直してもらった靴が、まだ元気なんです」
その夜、裏庭に出ると、沈みかけた夕日の中で、小さな影がくるくるおどっているように見えました。
昔から、働き者の家にはブラウニーが来るといわれています。

思いがけないところから、うれしい知らせが届く。

この度数の人は、そんな巡り合わせを、両手を広げて受けとれるんです。

ご褒美を受けとる素直さ

この度数の人のいいところは、幸運を素直に受けとれるところです。
「私なんかが」と遠慮せず、「うれしい!」と両手で受けとる。

いいことがあったら、仲間を呼んでお祝いする。
その明るさが、まわりの人まで元気にします。

君はこれまで、たくさん動いてきました。
ご褒美をもらうのは、ごく自然なこと。
胸を張って、今日のうれしいことを味わってください。

満足したあとの、次の一歩

幸運を受けとったあと、「もう十分」と足が止まりそうになったら、手に入れた元気を、次にやってみたいことに使ってみてください。
活動宮の火は、動いているときにいちばん明るく燃えます。
ご褒美は、ゴールではなく、次のスタートの合図なんです。

ちょっとだけクセ

いいことがあると、その日のうちに誰かに話さずにはいられない。
「ご褒美だから」と言って、なぜか週に何回もケーキを買っている。
うれしいことを全力で味わえるのも、ちゃんとした才能です。

夕日の中で、小さな妖精たちがおどっている。
うれしい巡り合わせを、君はあんなふうに笑って受けとれる人です。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋