場面
An empty hammock
誰も寝ていない、からっぽのハンモック。
ひと休みで心を整えて立て直す、しなやかなバランサー
キーワード
「熟考(RUMINATION):ゆっくり考える時間が、君の中のずれを整えてくれる」
「ひと休み」「内省」「整理」「余白」「くつろぎ」「心の調整」
目指す方向性
- 忙しい毎日の中に、考えるための余白をつくること。
- もやもやしたことを、自分の中でていねいに整理すること。
- 休むことを、次に動くための準備として大切にすること。
- ぶつかったことから目をそらさず、落ち着いて向き合うこと。
- 整えた心で、ゆるがない自分を保つこと。
シンボルを読む
ひと休みで心を整える力
18度のキーワードは「熟考」。
この度数の人は、しなやかな心のバランサーです。
ゆっくり考える時間をとることで、外のごたごたを、自分の中で整えられます。
牡羊座は、火のサインの活動宮。
火は前へ進む勢い、活動宮はどんどん始める力のことです。
走り続けるのが得意な星座だからこそ、18度では「止まる力」が大事な才能になります。
ずっと燃え続けるためには、ときどき薪を足す時間がいる。
この度数の人は、それを体で知っているんです。
目をとじると、こんな場面が見えてきます。
森の中の、夏の別荘。
ある午後、家族の話し合いが、ちょっとした言い合いになりました。
長男は黙って外に出て、木と木のあいだのハンモックに体をあずけます。
ゆらゆら揺られながら、空と葉っぱを見上げる。
言われたこと、言いたかったこと。
少しずつ、心の中で並べ直していきました。
しばらくして彼は起き上がり、家の中へ戻っていきます。
からっぽになったハンモックが、まだ静かに揺れていました。
からっぽのハンモックは、休んだ人がもう動き出したしるし。
休んだぶんだけ、戻っていく足どりはしっかりしています。
この度数の人は、ひと休みで心を整えて、また自分の足で立ち上がれるんです。
休む時間が、ゆるがない芯をつくる
この度数の人は、ふり返るのが上手な人です。
あったことをそのまま流さず、「どうしてああなったんだろう」と、ていねいに考える。
そうやって心を整理するから、次に同じことが起きても、ぶれずにいられる。
まわりから「落ち着いてるね」と言われるのは、その時間を大事にしてきたからです。
予定をぎっしり詰めこむより、少し余白を残しておきたいですよね。
その余白こそ、君が自分に戻るための場所なんです。
向き合うための、ひと休み
休む時間が好きな人ほど、ぶつかり合いそのものを避けたくなることがあります。
もめそうな話を、ついハンモックの上に置いたままにしてしまう。
でも、あの長男は、揺られたあとで家に戻りました。
休むのは、落ち着いて向き合うための準備。
心が整ったら、話しに戻る。
そのとき君は、前よりずっとやさしく、強くなっています。
休んで、整えて、戻っていく。
そのくり返しで、どんなごたごたも、君の中で静かにほどけていきます。
ちょっとだけクセ
考えごとがあると、とりあえず横になってしまう。
散歩から帰ってくると、なぜか悩みがひとつ片づいている。
君は、自分の整え方をちゃんと知っています。
誰も寝ていない、からっぽのハンモック。
たっぷり考えた君は、もう次の場所へ歩き出しています。