場面
A large diamond not completely cut
まだカットしきれていない、大きなダイヤモンド。
まだ眠っている可能性を見抜いて輝かせる、才能のプロデューサー
キーワード
「潜在(LATENCY):まだ磨かれていない輝きを、君は見つけて引き出せる」
「可能性」「目利き」「伸びしろ」「磨く力」「価値」「未完の美」
目指す方向性
- 人や物の「まだ見えていない良さ」を、言葉にして伝えること。
- 自分の才能にも、時間とお金をかけて磨きをかけること。
- 人材育成、プロデュース、再生の仕事など、価値を引き出す分野を選ぶこと。
- 完成していないものも、途中の美しさとして大事にすること。
- 磨いたものを、ちゃんと世の中に見せていくこと。
シンボルを読む
まだ眠る可能性を見抜く目利き
10度のキーワードは「潜在」。
この度数の人は、まだ形になっていない輝きを見抜いて、引き出す目を持っています。
人でも、物でも、アイデアでも。
ほかの人が見すごすところに、君は価値を見つけられるんです。
蟹座は、水のサインの活動宮。
水は内側に深くしみこむ力、活動宮は、それを外へ引き出していく力のことです。
10度は、蟹座の最初の10度のしめくくり。
自分の中にある原石に気づく度数なんです。
場面のダイヤモンドから、こんな物語を思い描いてみます。
市場のそばの、小さなレストラン。
料理長の女性は、皿洗いに来ている無口な少年のことが気になっていました。
まかないのスープの味見を頼むと、いつも一言だけ、的確なことを言うのです。
「塩じゃなくて、レモンがいいと思う」
ある日、彼女は少年に、新しいスープを一品まかせてみました。
その夜、常連のお客さんが、わざわざ厨房までやってきました。
「今日のスープ、誰がつくったの?」
この度数の人は、誰かの中に眠っている光を、そっと表に出してあげられるんです。
伸びしろを信じて磨く力
この度数の人は、伸びしろを信じられる人です。
今はまだ荒けずりでも、「これは化ける」とわかる。
ダイヤモンドは、カットされてはじめて、あのまぶしい光を放ちます。
でも、どこから削るかを見きわめるのは、目利きの仕事。
この度数の人は、その見きわめが得意なんです。
蟹座は、育てる星座です。
だからこの度数の人の目利きには、いつもあたたかさがあります。
可能性を見つけるだけでなく、それが光るまで待って、そばで支えていける。
ときには、自分の原石を持っていることに安心して、磨く手間を後回しにしてしまう日もあるかもしれません。
そんな日は、人に向けるのと同じまなざしで、自分を見てみてください。
君自身も、まだまだ輝ける大きなダイヤモンドなんです。
未完の美しさを大事にする価値観
この度数の人は、完成していないものの美しさを知っています。
途中だからこそ、ここから先がある。
その伸びしろを、わくわくしながらながめられる。
だから、君のそばにいる人は、失敗をこわがらずにいられます。
「今はまだ途中でいいんだよ」と、君が見守ってくれるからです。
見つけた原石を胸に、蟹座は次の10度へ進んでいきます。
その磨く力が、君をプロデューサーと呼ばれる人にしていきます。
ちょっとだけクセ
古道具屋やフリマで、「これは磨けば光る」と、つい手に取ってしまう。
友だちの才能を、本人より先に熱く語っている。
光るものを見つけると、黙っていられない性分です。
まだカットしきれていない、大きなダイヤモンド。
どこから削るかを決めるのは、君の目です。