蟹座19度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A priest performing a marriage ceremony

神父さんが、結婚式をとり行っている。

ばらばらなものをひとつに結ぶ、心くばりの縁結び役

キーワード

「ならわし(CONFORMITY):決まった形を大事にして、君はばらばらのものをひとつに結べる」

「結び」「誓い」「縁結び」「けじめ」「祝福」「調和」

目指す方向性

  • 人と人のあいだに、あたたかいご縁を結ぶこと。
  • 節目の日を、心をこめて大切にすること。
  • ばらばらな考えを、ひとつの方向にまとめること。
  • 約束を守って、信頼を積み重ねること。
  • 形の奥にある意味を、自分の言葉で人に伝えること。

シンボルを読む

人と人を結ぶ力

19度のキーワードは「ならわし」。
この度数の人は、人と人を結ぶ縁結び役です。
ばらばらなものを、心くばりでひとつにまとめられます。

蟹座は、水のサインの活動宮。
水は人と人の心を通わせるもの、活動宮はその場を自分から整えていく力のことです。
人の気持ちに寄りそいながら、みんながまとまる流れをつくれる。
それが、この度数の人の結ぶ力です。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

湖のほとりの、白い小さな教会。
初夏の午後、ベンチには二つの家族が並んで座っています。
片方は陽気でにぎやか、もう片方は物静か。
はじめは、どこかぎこちない空気でした。
年配の神父さんは、二人の手を重ねて、昔から変わらない誓いの言葉をゆっくり読み上げます。
「はい、誓います」
その声がひびいたとき、両方の家族の目に、同じ涙が光りました。
式が終わるころには、二つの家族はいっしょに笑い合っていました。

何百年も続いてきた言葉が、はじめて会った家族どうしの心をつないだのです。

この度数の人は、大切な形を通して、人の心をひとつにすることができるんです。

けじめを大事にする誠実さ

この度数の人は、節目を大切にする人です。
誕生日、記念日、はじめての日。
そういう日を、きちんと祝いたい。

形を大事にするのは、そこに気持ちをこめられるから。
約束を守る、あいさつをきちんとする、お礼を忘れない。
その積み重ねが、君への信頼になっています。

そのきっちりしたところが、人と人を安心して結ぶ土台になっています。

形の奥にある心を伝える

決まりごとは、中身があってこそ生きてきます。

慣れてくると、意味を考えないまま、段取りだけを追いかけてしまうときがあります。
迷ったら、「これは何のためだったかな」と思い出してみてください。
意味を知っている人の言葉は、人の心にまっすぐ届きます。

結ぶ力と、こめる心。
その両方を持つ君のまわりでは、たくさんのご縁が育っていきます。

ちょっとだけクセ

友だちの記念日を、本人より先に覚えている。
「この二人、合いそう」と思うと、つい紹介したくなる。
人と人がつながるのを見るのが、何よりの喜びなんです。

結婚式をとり行う神父さん。
誓いの言葉がひびくたびに、新しいご縁が結ばれていきます。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋