場面
A cat arguing with a mouse
ネコが、ネズミと言い合いをしている。
筋の通った言葉で相手の心を動かす、頭の回転が速い交渉人
キーワード
「言い分(JUSTIFICATION):筋の通った君の話は、相手の心を動かせる」
「話術」「交渉」「論理」「駆け引き」「頭の回転」「知恵」
目指す方向性
- 言いたいことは、理由をそえて伝えること。
- 話す前に、相手がいちばん気にしていることを考えること。
- 営業、交渉、企画のプレゼンなど、話して動かす仕事を育てること。
- 勝つことより、おたがいが納得できる答えを探すこと。
- 決着がついたら、気持ちよく引いて次の話に移ること。
シンボルを読む
筋の通った話で心を動かす力
4度のキーワードは「言い分」。
この度数の人は、自分の考えを筋道立てて話し、相手の心まで動かせる力を持っています。
ただ言い負かすのではなく、「なるほど」と思わせるんです。
蟹座は、水のサインの活動宮。
水は相手の気持ちを感じとる力、活動宮はその場を自分から動かす力。
4度は、人と向き合って話し合う度数。
気持ちを感じる力と、話を組み立てる頭。
その二つが合わさる度数なんです。
ひとつ、物語を浮かべてみます。
小さな街角の古い本屋。
店主のおじいさんは、客が減ったので、店を閉めようと決めていました。
そこへ、アルバイトの青年が一枚の紙を持ってきます。
「週に一度、読書会を開きましょう。コーヒーを出せば、人は来ます」
売り上げの数字、近所の人の声、かかる費用。
一つずつ並べて話す青年に、おじいさんは、しばらく黙ってから笑いました。
「じゃあ、最初の会は君にまかせよう」
この度数の人は、気持ちと理屈の両方で、相手を自分の考えに引きこめるんです。
頭の回転で道をひらく話術
この度数の人は、頭の回転が速い人です。
相手の言葉を聞きながら、次の一手がもう見えている。
蟹座の話術には、気づかいがまじっています。
相手の不安がどこにあるのか、何を守りたいのか。
そこを感じとってから言葉を選ぶから、話が通りやすいんです。
「理屈っぽいね」と言われても、それでいいんです。
君の理屈は、相手を大事に思うからこそ、ていねいに組み立てられているのだから。
正しさにこだわると、はっきりしている事実にまで言い返したくなることがあります。
勝つより、まとめる。
君の知恵は、そっちでいちばん輝きます。
駆け引きを楽しめる知恵
ネコとネズミは、ふつうなら追いかけっこをする関係です。
それが、言葉で言い合いをしている。
力ではなく、話し合いで決着をつけようとしているんです。
この度数の人も、ぶつかりそうな場面を、話し合いの場に変えられます。
相手との力の差があっても、知恵で渡り合える。
その駆け引きを、どこか楽しめるのも、この度数の人らしさです。
交渉がまとまったあと、相手が「話してよかった」と思える。
それが、この度数の人のいちばんの腕前なんです。
ちょっとだけクセ
家族で旅行先を決めるとき、なぜか毎回、資料をつくって説明している。
お店で値段の相談をするのが、ちょっと楽しい。
言葉で道をひらけるのが、君のうれしい瞬間なんです。
ネコとネズミが、真顔で言い合いをしている。
さて、先に「なるほど」と言うのは、どっちでしょう。