場面
Game birds feathering their nests
キジのような野の鳥たちが、羽を敷いて巣をととのえている。
手近なものを生かして、安心できる居場所をつくる暮らしの名人
キーワード
「念入り(METICULOUSNESS):身近なものを上手に使って、君は居場所を整えられる」
「巣づくり」「やりくり」「家庭的」「住まいづくり」「丁寧さ」「安心感」
目指す方向性
- 家の中に、自分がいちばんくつろげる場所をつくること。
- 新しく買う前に、今あるものの生かし方を考えること。
- 収納、インテリア、料理など、暮らしを整える技を仕事にも生かすこと。
- 家族や仲間が帰ってきたくなる場を、少しずつ育てること。
- 整えた居場所から、外の世界へも出かけていくこと。
シンボルを読む
手近なものを生かす巣づくりの力
6度のキーワードは「念入り」。
この度数の人は、身のまわりにあるものを上手に使って、安心できる居場所をていねいに整える力を持っています。
特別なものがなくても、君がいれば、そこは心地いい場所になるんです。
蟹座は、家と守りの星座。
水のサインとして気持ちを大事にし、活動宮として、その気持ちを形にしようと動きます。
5度で崩れたものを組み直した人が、6度では、自分の足場をしっかり固める。
蟹座らしさが、いちばんまっすぐ出てくる度数のひとつです。
場面の鳥の巣から、こんな物語を思い描いてみます。
坂の多い町の、古いアパートの三階。
ひとり暮らしを始めたばかりの女性の部屋には、まだ家具がほとんどありません。
彼女は、市場で見つけた木箱を棚にして、古いテーブルクロスをカーテンに縫い直しました。
窓辺には、空きびんにさしたハーブ。
一か月後、遊びに来た友だちは、ソファに座ったまま、なかなか帰ろうとしませんでした。
「ここ、なんだか落ち着くね」
この度数の人は、あるものを工夫して、人が帰りたくなる場所をつくれるんです。
暮らしを回すやりくり上手
この度数の人は、やりくり上手です。
お金、時間、道具、人の手。
限られたものを、ちょうどいいところに配って、暮らしをうまく回していけます。
鳥は、遠くまで材料を探しに行かず、手近な枝や羽で巣をつくります。
この度数の人も、ないものを数えるより、あるものに目を向けられる。
だから、どんな環境でも、自分の足場を固めていけるんです。
心地いい場所を、自分の手でつくりたいですよね。
その思いが、そのまま君のていねいさになっています。
ときには、暮らしの安心を守りたい気持ちが強くなって、心配ごとが増えてしまう日もあるかもしれません。
そんな日は、いちばん好きな場所に座って、あたたかい飲みものをいれてみてください。
君がつくった巣は、ちゃんと君のことも守ってくれています。
人を包みこむ安心感
この度数の人のそばには、安心感があります。
君の部屋、君の職場のデスク、君がいるテーブル。
そこに行くと、人は肩の力が抜けるんです。
それは、君が細かいところまで気を配っているから。
座る場所の明るさ、出す飲みものの温度、話しかけるタイミング。
その念入りさが、目に見えないやさしさになって、場をあたためています。
家庭的というのは、家にいることだけを言うのではありません。
どこにいても、まわりを「居場所」に変えられること。
それが、この度数の人の才能です。
ちょっとだけクセ
ホテルに泊まると、着いてすぐ荷物の置き場所を自分仕様に並べ直している。
かわいい空きびんや紙袋を、いつか使うかもととっておいてしまう。
どこにいても巣をつくれるのが、君らしさなんです。
羽を一枚ずつ敷いて、巣をととのえる鳥たち。
君の手が整えた場所で、今日も誰かがほっとしています。