場面
An oriental-rug dealer
東洋のじゅうたんを扱う商人。
本物を見きわめて、ふさわしい人へ届ける天性の目利き
キーワード
「委託(CONSIGNMENT):いいものを見きわめて、ふさわしい人へ届けられる」
「目利き」「商才」「審美眼」「交渉力」「つなぐ力」「使いこなす力」
目指す方向性
- 本当にいいものを見きわめる目を、日々きたえること。
- 物や人を、いちばん合う場所へつなぐこと。
- 世の中の仕組みやサービスを、上手に使いこなすこと。
- 自分の「いい」と思う感覚に値段をつけて、仕事にすること。
- 交渉の場で、相手も自分も納得できる答えを探すこと。
シンボルを読む
本物を見きわめる目
25度のキーワードは「委託」。
この度数の人は、いいものを見きわめて、ふさわしい人へ届けられる人です。
ぱっと見ただけで、「これは本物だ」とわかる目を持っているんです。
山羊座は、地のサインの活動宮。
地は、形あるものの価値を見る力。活動宮は、それを自分から世の中へ出していく力のことです。
守護星の土星は、時間と経験の星。
見てきた数だけ、目は確かになっていきます。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
石畳の通りにある、古いじゅうたんの店。
ある日、新しい家に越してきた若い夫婦が、ふらりと入ってきました。
店主は二人の話を少し聞くと、店の奥から、落ち着いた赤の一枚を出してきます。
「窓から光が入る部屋なら、これがいちばん映えますよ」
ひと月後、夫婦から手紙が届きました。
「あのじゅうたんのおかげで、家に帰るのが楽しみになりました」
店主が届けたのは、じゅうたんと一緒に、二人の新しい暮らしでした。
この度数の人は、物と人のいちばんいい出会いをつくることができるんです。
商才と交渉力
この度数の人には、商売のセンスがあります。
何に価値があって、それを誰が求めているのか。
その両方が見えているから、交渉もうまいんです。
相手を言い負かすより、お互いが「いい取引だった」と思える着地を探せる。
だから、一度取引した人とは、長いつきあいになっていきます。
使いこなす力
この度数の人は、世の中の仕組みを使いこなすのも得意。
道具、サービス、人のつながり。
あるものを上手に組み合わせて、自分の仕事を大きくしていけます。
ときには、細かいほつれや小さな傷ばかりが気になって、なかなか前に進めない日もあるかもしれません。
そんな日は、一歩下がって、全体の模様をながめてみてください。
君の目は、全体を見たときにいちばん冴えるんです。
ちょっとだけクセ
お店に入ると、値札より先に縫い目や素材をじっくり見ている。
友だちに「これどう思う?」と聞かれると、つい辛口の品評会が始まる。
いいものが好きすぎる人の、まじめな一面です。
東洋のじゅうたんを一枚ずつ広げながら、商人は、それが似合う人の顔を思いえがいています。