場面
An airplane falling
飛行機が、落ちていく。
ピンチの最中にこそ頭がさえる、機転のきくトラブルシューター
キーワード
「危機(CRISIS):ピンチのときほど、君はすばやく立て直せる」
「立て直し」「冷静さ」「切り替え」「機転」「度胸」「修正力」
目指す方向性
- 予定がくずれたら、まず深呼吸して次の一手を考えること。
- うまくいかなかったやり方は、早めに見切って切り替えること。
- トラブルの場で、まとめ役を引き受けること。
- ピンチを乗りこえた経験を、人に話して役立てること。
- 自分を守る手を、ふだんから用意しておくこと。
シンボルを読む
ピンチで冷静になれる力
10度のキーワードは「危機」。
この度数の人は、ピンチのときほど頭が冷えて、すばやく立て直せる力を持っています。
予定がくずれても、「じゃあ、こうしよう」と次の手が浮かぶんです。
双子座は、風のサインの柔軟宮。
風は状況をすばやく読む知性、柔軟宮はいざというとき向きを変えられるしなやかさのことです。
この柔らかさが、10度ではいちばん大きく生きます。
思いどおりにいかない場面こそ、双子座の切り替えの力が光るんです。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
郊外の小さな飛行場。
教官の女性が、生徒を乗せて小型機を飛ばしていました。
晴れた午後、急にエンジンの音がとぎれて、機体がすっと高度を下げはじめます。
生徒が息をのむ横で、彼女は計器を確かめ、平らな牧草地を指さしました。
「あそこに降りるよ。大丈夫」
飛行機は草の上にやさしく着陸し、驚いた牛たちがのんびりこちらを見ていました。
高度が下がっていくあいだ、彼女はあわてるより先に、降りられる場所を探していた。
この度数の人は、予定がくずれたその瞬間に、もう次の着地点を探しはじめているんです。
すばやく切り替える機転
この度数の人は、機転がききます。
うまくいかないと気づいたら、こだわらずにやり方を変えられる。
双子座は、いくつもの考えを同時に持てる星座。
だから、ひとつの道がふさがっても、ほかの道がすぐに見えてくるんです。
終わったことを長く悔やむより、今できることに目が向く。
その切り替えの早さが、君の度胸を支えています。
反対に、ピンチが続いて、何も手を打つ気になれない日もあるかもしれません。
そういう日は、大きく立て直そうとしなくて大丈夫。
まず、自分を守るための小さな一手だけ打ってみてください。
そこから、君の機転はまた動きはじめます。
何度でも立て直す修正力
この度数の人は、立て直すたびに強くなっていく人です。
一度くずれて、また組み立てた経験が、そのまま君の修正力になります。
双子座1度で「知りたい」と開いた目は、10度で、ピンチを乗りこえる知恵にたどりつきます。
双子座の最初の10度は、ここでひと区切り。
身につけた知恵と切り替えの力を持って、次の段階へ進んでいきます。
ピンチのとき、まわりが君を見るのは、君がいちばん落ち着いているからです。
その冷静さが、みんなの安心になっていきます。
ちょっとだけクセ
乗りかえの電車が止まると、ほかのルートをもう三つ調べ終えている。
料理を失敗しても、名前を変えて「新メニュー」として出してしまう。
転んでもただでは起きないのが、君の底力です。
牧草地の上で、ゆっくり向きを変える小さな飛行機。
君はいつでも、降りられる場所を見つけられます。