双子座11度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A new path of realism in experience

経験の中にひらける、現実を見すえた新しい道。

試して確かめながら本当の自分をつかむ、実践派のリアリスト

キーワード

「自覚(IDENTIFICATION):ためして確かめながら、君は本当の自分をつかんでいく」

「現実感覚」「自己分析」「試行錯誤」「検証」「実践」「手ごたえ」

目指す方向性

  • 頭で考えたことを、まず小さく試してみること。
  • うまくいったやり方を、自分の言葉で書き残すこと。
  • 人の成功法則より、自分の手ごたえを信じること。
  • 失敗した理由を、次の一手の材料にすること。
  • 試した数だけ、自分のことをもっと好きになること。

シンボルを読む

試しながら自分を知る実践力

11度のキーワードは「自覚」。
この度数の人は、やってみることで自分を知っていく、実践派のリアリストです。
頭の中だけで答えを出さず、動いて確かめて、本当の自分をつかんでいきます。

双子座は、風のサインの柔軟宮。
風は知性と言葉と好奇心、柔軟宮は状況に合わせてやり方を変えられるしなやかさのことです。
気になったら試す、合わなければすぐ変える。
その身軽さが、この度数の人の武器なんです。
11度は、双子座のまん中への入り口。
ここまで広げてきた好奇心が、「自分を知る力」に変わっていきます。

こんな場面を思い浮かべてみてください。

小さな街角の、開店したばかりのパン屋さん。
店主の女性は、毎朝ちがうパンを焼いて、お客さんの顔を見ています。
売れ残ったものは、その理由をノートに書きこむ。
三か月たつと、ノートはびっしり埋まりました。
そのころには、店の前に朝から行列ができていました。

ノートの一行一行が、彼女を「この街のパン屋さん」にしていったんです。
この度数の人も、試した数だけ、自分らしいやり方を見つけていけるんです。

地に足のついたふり返り

この度数の人は、ふり返り上手です。
うまくいったとき、なぜうまくいったのかをちゃんと確かめる。
だから、同じ成功を何度でもくり返せます。

「なんとなく」で終わらせないのが、11度の人のすごさ。
仕事の段取りも、暮らしの工夫も、人との付き合い方も。
手ごたえのあったことを残していくうちに、自分だけの取扱説明書ができあがります。

その説明書は、ほかの誰にも書けないもの。
人の成功法則より、ずっと君に合っています。

空想を現実に下ろす力

この度数の人は、頭に浮かんだ絵を、現実の形に下ろしていけます。
想像する力が豊かで、しかもそれを試さずにはいられない。
その両方を持っているのが、11度の強みです。

計画ばかりふくらむ日は、今日できるいちばん小さな形で、一回やってみてください。

空想と現実を行き来しながら、道は少しずつ太くなっていきます。
この度数の人は、夢を自分の足で歩ける道に変えていけるんです。

ちょっとだけクセ

新しいやり方を思いつくと、試したくて夜も落ち着かない。
スマホのメモが、自分の実験記録でいっぱいになっている。
その記録こそ、君のいちばんの財産です。

経験の中に、現実を見すえた新しい道がひらけていく。
ためした数だけ、その道は君の足になじんでいきます。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋