場面
A man trimming palms
ヤシの木の葉を、切りそろえている男の人。
ひと手間で何でも一段よく仕上げる、こだわりの磨き職人
キーワード
「手入れ(ENHANCEMENT):君が手をかけると、なんでも一段よくなる」
「磨く力」「こだわり」「美意識」「丁寧さ」「仕上げ」「整える」
目指す方向性
- 今あるものに、ひと手間かけて一段よくすること。
- 細かいところまで目を配って、仕事の質を上げること。
- いらないものを切って、大事なものを引き立てること。
- 自分の美意識を、ゆずらずに仕事に生かすこと。
- 手直しは、使う人が喜ぶところで止めること。
シンボルを読む
手をかけて一段よくする力
25度のキーワードは「手入れ」。
この度数の人は、手をかけたものを、なんでも一段よく仕上げられる人です。
ゼロから作るより、今あるものを磨き上げるほうが得意なんです。
双子座は、風のサインの柔軟宮。
風は細かいちがいに気づく知性、柔軟宮は形を整えて調整する力のことです。
文章の一語、資料の一行。
そういう小さな直しで全体を変えられるのは、双子座の知性ならではです。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
南の海辺の、白いホテル。
玄関の前に並ぶヤシの木は、長い嵐のあとで、枯れた葉がだらりと垂れていました。
朝早く、庭師の男の人がはしごをかけて、一本ずつ葉を切りそろえていきます。
切るのは、茶色くなった葉だけ。緑の葉は、一枚も落としません。
お昼には、ヤシの並木がすっきりと空に向かって立っていました。
到着したお客さんが、「なんてきれいな入り口」と足を止めました。
庭師がしたのは、枯れた葉を落としたことだけ。それで、ホテルの顔が変わりました。
この度数の人は、どこに手を入れればいいかを見抜いて、全体を引き立てることができるんです。
こだわりという美意識
この度数の人には、ゆずれない美意識があります。
「だいたいでいい」が、なかなかできない。
細部までそろったときの気持ちよさを、よく知っているんです。
「細かいね」と言われても、それでいいんです。
その細かさが、仕事の質を支えているから。
整える力を生かす
編集、デザイン、料理の盛りつけ、部屋づくり。
「整える」ことが関わる場所で、君の才能は光ります。
長すぎる説明を短くまとめる。散らかった予定を、見やすく並べ直す。
人がつくったものの良さを見つけて、そこがいちばん目立つように整えられるのも、君の強みです。
直すところを探しはじめると、止まらなくなるのも、この度数の人。
仕上げに迷ったら、「これを使う人は、もう喜んでくれるかな?」と考えてみてください。
その答えが「うん」なら、そこが完成のサインです。
ちょっとだけクセ
人の書いた文章の、句読点の位置が気になってしまう。
棚の本の高さがそろっていないと、つい並べなおしている。
その目のおかげで、まわりの仕事までいつも一段きれいに仕上がっています。
ヤシの葉を一枚ずつ切りそろえていく、男の人の手。
君がひと手間かけた場所から、景色は一段きれいになります。