場面
A man declared bankrupt
破産を言いわたされた男の人。
何もなくなった場所から工夫で出直せる、打たれ強い再出発のプロ
キーワード
「解放(DELIVERANCE):ゼロになっても、君はそこから出直せる」
「再出発」「リセット」「やりくり力」「身軽さ」「立ち直り」「けじめ」
目指す方向性
- うまくいかなかったことを、正直に認めて区切りをつけること。
- 手もとに残っている力で、工夫して始めなおすこと。
- 重い荷物をおろして、身軽になった自分を生かすこと。
- 困ったときは、人やその道にくわしい人の力を借りること。
- つまずいた経験を、次の人の役に立つ知恵にすること。
シンボルを読む
ゼロから出直す力
28度のキーワードは「解放」。
この度数の人は、たとえ一度ゼロになっても、そこから工夫して出直せる人です。
つまずいた場所を、スタートラインに変えられるんです。
双子座は、風のサインの柔軟宮。
風は頭の回転と工夫の力、柔軟宮は状況が変わったら、すぐにやり方を切りかえられる力のことです。
「じゃあ、次はどうする?」と考えられるのが、双子座のしなやかさです。
27度で分け合ってきた人が、28度では一度すべてを手放して、身軽になります。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
小さな街の、角の自転車屋。
近くに大きな店ができて客が減り、借りていたお金も返せなくなって、店主は店を閉じることになりました。
最後の日、空っぽになった店の前で、彼はしばらく立ちつくしていました。
でも、手もとには工具箱と、長年みがいてきた腕が残っています。
次の週、彼は古いリヤカーに工具を積んで、公園の入り口に立ちました。
「パンク修理、その場でやります」
夕方には、修理を待つ自転車が五台、並んでいました。
店はなくなっても、腕と工夫は、どこへも行きませんでした。
この度数の人は、なくしたものより、残っているものに目を向けて動けるんです。
けじめをつける誠実さ
この度数の人の出直しは、ただのリセットではありません。
起きたことを正直に受けとめて、けじめをつける。
そのうえで、次へ進むんです。
その誠実さが、まわりの人の信頼を取りもどしていきます。
しばらくたつと、離れていた人がまた声をかけてくれるようになる。
けじめをつけた人のところには、ちゃんと人が戻ってきます。
身軽になった自分を生かす
重い荷物をおろすと、人は驚くほど自由に動けます。
この度数の人は、身軽になったときの自分の強さを知っています。
持ちものが少ないぶん、判断が早い。
やりくりの知恵も、次々にわいてきます。
つらい出来事のあとは、全部を放り出して、どこか遠くへ行ってしまいたくなるものです。
そんなときこそ、ひとりで抱えずに、信頼できる人や、その道にくわしい人に話してみてください。
話しているうちに、次の一歩が見えてきます。
ちょっとだけクセ
財布がさびしい週ほど、残りものの献立の工夫がさえてくる。
引っ越しのたびに荷物が減って、なぜか気分が上がっている。
身軽になるほど元気が出るのも、君の持ち味です。
破産を言いわたされた男の人の、その次の朝。
何もなくなった場所は、君が身軽に出直せるスタートラインです。