獅子座25度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A large camel crossing the desert

大きなラクダが、砂漠を渡っていく。

自分を信じて進み続ける、底力のあるタフな挑戦者

キーワード

「自足(ADEQUACY):必要なものは、もう自分の中にそろっている」

「底力」「やり抜く力」「自立」「自己信頼」「粘り強さ」「自分を知る」

目指す方向性

  • 決めたゴールまで、自分のペースで歩ききること。
  • 必要な力は、もう自分の中にあると信じること。
  • しんどい時期は、休みや人の助けも選びながら、自分の歩幅で続けること。
  • 長く続けることで、ほかの人が行けない場所までたどり着くこと。
  • その背中で、あとから来る人の目印になること。

シンボルを読む

どこまでも進める底力

この度数の人は、とんでもない底力を持っています。
ふつうなら「もう無理」と思うところから、もうひと歩き進めるんです。

獅子座は、火のサインの固定宮。
火は情熱、固定宮は一度決めたらやりきる粘り強さのことです。
つまりは、心に火がついたら、ゴールまで燃え続けられるんですよね。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

砂漠を渡るキャラバン。
照りつける太陽の下、人も荷物も、汗と砂にまみれています。
その先頭を、一頭の大きなラクダが歩いていく。
水場まではまだ遠いのに、足どりは朝と少しも変わりません。
旅人たちは、そのラクダの背中を目印に歩き続けました。

この度数の人は、長い道のりを、自分の力で渡りきることができるんです。

自分の中にそろっている力

ラクダは、コブに脂肪をたくわえています。
そのうえ、水を失いにくい体のつくりをしているから、水場から水場まで長く歩けるんです。

この度数の人も同じ。
必要なものは、もう自分の中にそろっています。
それが、この度数のキーワード「自足」です。

本当は、自分の足で進みたい人なんです。
だから、休む日や人の手を借りる日も、自分の歩幅のうちに入れてみてください。
そのほうが、君の旅は長く続いていきます。

ときには、目標に集中するあまり、相手の都合を後回しにしがちな日もあるかもしれません。
そんな日は、ふと顔を上げてみてください。
君の背中を目印に歩いている人にも、それぞれの歩幅がありますよ。

自分を知っている強さ

この度数の人は、自分のことをよく知っています。
どれくらいで疲れるのか、何があれば元気になれるのか。
自分の取扱説明書を、ちゃんと持っているんです。

だから、無理のしどころと休みどころを、自分で決められる。
人のペースに合わせなくても、自分のリズムでゴールにたどり着けます。

砂漠は、見わたすかぎり同じ景色です。
それでも迷わずに進めるのは、自分を信じているから。
この自己信頼こそ、君のいちばんの宝物です。

ちょっとだけクセ

「手伝おうか?」と言われると、反射で「大丈夫!」と返してしまう。
集中していると、話しかけられても半分しか聞いていない。
それだけ、自分の足で立っていたい人なんですよね。

どんなに長い道も、君ならきっと渡っていける。
その足あとは、あとから来る人の道しるべになっていきますよ。

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