獅子座27度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

Daybreak

夜が明けていく。

ひらめきから新しい章を生み出し、未来へ一番に踏み出すスターター

キーワード

「創生(GENESIS):何度でも、君は新しい始まりを生み出せる」

「再出発」「目覚め」「新章」「始動」「ひらめき」「未来志向」

目指す方向性

  • 変化が来たら、それを始まりの合図として受けとること。
  • 何度目の挑戦でも、はじめてのような気持ちで取りかかること。
  • 古いやり方を、潔く書きかえること。
  • 朝の時間や一日の始まりを、大事にすること。
  • まわりが迷っているとき、最初の一歩を見せること。

シンボルを読む

何度でも始められる力

27度のキーワードは「創生」。
この度数の人は、何度でも新しい始まりを生み出せる人です。
つまずいても、自分のペースで、また新しいページを開けるんです。

獅子座は、火のサインの固定宮。
火は生命力、固定宮は消えずに燃え続ける力のことです。
つまりは、心の火が小さくなっても、また大きく燃やしなおせるんですよね。

26度で見つけた希望が、27度では「新しい一日」として動きだします。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

小さな街の古い劇場。
明日が初日なのに、通し稽古はうまくいきませんでした。
役者たちが帰ったあと、若い脚本家はひとり客席に残って、最後の場面を書き直しはじめます。
何枚も紙を丸めて、夜が深くなっていく。
やがて、ペンが止まらなくなりました。
書き終えて顔を上げると、劇場の高い窓が、うっすら白みはじめていました。

ひと晩で書き直せたのは、あの脚本家だけの特別な力ではありません。

この度数の人は、状況が変わるたびに、また元気な自分で始めなおせるんです。

ひらめきで道をひらく

この度数の人は、ひらめきの人。
行きづまったときほど、新しいアイデアがおりてきます。
うまくいかなかった計画も、別の角度から見直して、新しい企画のように組みかえられる。
古いやり方に区切りをつけて、「ここからは第二章」と自分で決められるのも、この度数の才能です。

ひらめいた瞬間に動きたい気持ちに、うそはつけません。
気が変わるのは、いつも新しい自分に更新し続けている証です。

未来を見る目

夜明けは、まだ誰も見ていない一日の始まりです。
この度数の人は、いつも少し先の未来を見ています。

新しいプロジェクト、新しい働き方、新しい暮らし。
「次はこうしたら面白いかも」を思いつくのが得意なんです。

ときには、「そのうち始めよう」と思ったまま、今日が過ぎていく日もあるかもしれません。
そんな日は、ほんの少しだけでも手を動かしてみてください。
その小さな一歩が、君の新しい章の一行目になります。

ちょっとだけクセ

新しいノートを買うと、1ページ目だけやたら気合いが入る。
「月曜から本気出す」を、わりと毎週言っている。
始まりが大好きな人の、正直なところです。

白みはじめた窓の下で、書きたてのページを手にしている君。
今日という日も、君の手で始まっていきますよ。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋