獅子座28度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

Many little birds on the limb of a large tree

大きな木の枝に、小鳥がたくさんとまっている。

眠っている才能をいくつも同時に育てる、多才なマルチプレイヤー

キーワード

「展開(RAMIFICATION):君の中には、まだ芽を出していない道がたくさんある」

「多才」「潜在力」「にぎわい」「選択肢」「未来」「マルチ」

目指す方向性

  • 好きなことを一本にしぼらず、いくつも並べて育てること。
  • まだ形になっていない可能性にも、手をかけ続けること。
  • 興味がわいたら、とりあえず手を伸ばしてみること。
  • いくつもの顔を持つ自分を、そのまま生かせる仕事をつくること。
  • 将来の自分を楽しみにしながら、今日の種をまくこと。

シンボルを読む

たくさんの才能を持つ力

28度のキーワードは「展開」。
この度数の人の中には、まだ芽を出していない才能が、たくさん眠っています。
しかも、それを同時にいくつも育てられるんです。

獅子座は、火のサインの固定宮。
火は創造力、固定宮はそれを根気よく育てる力のことです。
つまりは、生まれたアイデアを途中で投げださずに、大きくしていけるんですよね。

獅子座の終わりが近づくにつれて、熱はたくさんの方向へ広がっていきます。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

小さな町の広場にある、大きなニレの木。
土曜の朝になると、その木の下に市が立ちます。
枝の上では、小鳥たちがにぎやかにさえずっています。
ある若者は、ひとりで三つのテーブルを並べていました。
手作りのジャム、似顔絵、それにギターの弾き語り。
「どれかにしぼったら?」と笑われながらも、似顔絵を待つ人がジャムを買い、ジャムを買った人が歌に足を止める。
気がつけば、木の下はいちばんのにぎわいになっていました。

三つのテーブルを並べたあの若者みたいに、この度数の人は、ばらばらに見える興味を、ひとつのにぎわいにまとめられるんです。

いくつもの道を歩ける力

この度数の人は、いくつもの道を同時に歩けるタイプです。
いろいろな興味が、どこかでつながって、君だけの強みになっていきます。

あれもこれも、やってみずにはいられない。
「器用貧乏だね」と言われても、それでいいんです。
その「あれもこれも」が組み合わさったとき、ほかの誰にもまねできないものが生まれます。

にぎわいの中心にいる力

大きな木に小鳥が集まるように、君のまわりにも自然と人が集まってきます。
いろんな人の声がにぎやかに重なる場所で、君はいきいきします。

ときには、「忙しそうだね」「頼りにしてる」と言われるのがうれしくて、ごちゃごちゃのままにしておきたくなる日もあるかもしれません。
そんな日は、紙に全部書き出して、今週やることを三つだけ選んでみてください。
頭がすっきりすれば、君の才能はまた元気に動きだします。

ちょっとだけクセ

本屋に行くと、ぜんぜん違うジャンルの本を何冊もかかえて帰ってくる。
スマホのメモには、まだ始めていない「やりたいこと」がずらりと並んでいる。
未来の自分に、楽しみをたくさん用意している人なんです。

小鳥がさえずる大きな木の下で、あれこれ楽しそうに手を動かしている君。
そのどれもが、未来の君につながっています。

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