場面
A man bringing down the new law from Sinai
シナイ山から、新しいおきてを持って下りてくる男の人(モーセの物語)。
みんなの未来のために新しい道筋を示す、志の高い先導者
キーワード
「使命(MANDATE):みんなを高めるために、君は自分をささげられる」
「指針」「覚悟」「新しいルール」「伝える力」「志」「公のため」
目指す方向性
- 自分のためだけでなく、みんなが良くなる仕組みを考えること。
- 古くなった決まりを、今に合う形に書きかえること。
- 決めたことを、自分の言葉ではっきり伝えること。
- 大きな目標のために、腹をくくって引き受けること。
- 自分をすり減らさないペースで、長く役目を果たすこと。
シンボルを読む
みんなを高める志
22度のキーワードは「使命」。
この度数の人は、みんなの未来のために、新しい道筋を示せる人です。
「自分さえよければ」では、どうしても満足できないんです。
魚座は、水のサインの柔軟宮。
水はまわりの気持ちに寄りそう共感、柔軟宮は状況に合わせて形を変える力です。
人の痛みがわかるから、その人たちのための新しいルールを考えられるんです。
魚座の守護星のひとつは、木星。
木星は、大きな理想と、みんなで守る道徳をあらわす天体です。
22度には、その木星らしい「みんなのための決まり」の色が、よく出ています。
この場面を、物語にしてみます。
山あいの村。
夏の日照りで、川の水が細くなりました。
上の畑と下の畑で、水の取り合いがはじまります。
村に住むひとりの女の人が、朝早くひとりで山を登りました。
水源の泉まで行って、どれだけ水が湧いているかを、自分の目で確かめたんです。
夕方に下りてきた彼女は、広場に木の板を立てました。
「朝は上の畑、昼は下の畑。夜はみんなで泉を守る」
その日から、けんかはぴたりと止みました。
自分の足で確かめてきたからこそ、みんなが納得する決まりになったんです。
この度数の人は、自分で見てきたことを、みんなのための約束に変えられるんです。
伝える力と覚悟
新しい決まりは、作るだけでは動きません。
この度数の人は、それをまっすぐな言葉で伝える力を持っています。
反対の声が出ても、「これはみんなのため」と腹をくくれる。
その覚悟が、言葉に重みを持たせるんです。
言葉を選ぶときも、いちばん困っている人に届くかどうかを考えられる。
だから君の言葉は、きびしい内容でも、どこかあたたかく聞こえます。
自分も大事にする使命感
役目を背負うと、この度数の人は、つい自分を後回しにしがちです。
でも、使命を長く果たせるのは、自分の体と心も大事にできる人。
それから、よかれと思うほど、人の意見が耳に入りにくくなる瞬間もあります。
「みんな」の中に、反対している人も入っているかな?
その問いかけがあるだけで、君の志はいっそう大きくなります。
ちょっとだけクセ
ゴミの分別がばらばらな職場を見ると、わかりやすい張り紙を作りたくなる。
「ルールをひとつ決めよう」が、わりと口ぐせ。
みんなが気持ちよく過ごせるかどうか、つい気になってしまうタイプです。
山の上から、新しい約束を胸に下りてくる人。
その足どりが、みんなの明日の道しるべ。