境目をやわらかく溶かし、人の気持ちや見えないものを感じ取る星座
基本データ
| 太陽が通る時期 | 2月19日ごろ〜3月20日ごろ(年によって1日ほど前後) |
|---|---|
| 元素 | 水 |
| 区分 | 柔軟 |
| 守護星 | 海王星(古典は木星) |
| 対応するハウス | 12ハウス |
| 向かいの星座 | 乙女座 |
キーワード
- 共感
- 想像力
- 癒し
- 直感
- やさしさ
- ゆだねる
- 芸術
- 祈り
しくみ
魚座は、12星座のいちばん最後の星座です。
冬の終わり、春分のすぐ手前。
12星座の輪の、最後の30度にあたります。
これまでの11の星座が積み上げてきたものを受け止め、その境目を溶かしていく位置です。
元素は水、区分は柔軟です。
水は、気持ちと共感の元素。
柔軟は、季節の終わりに置かれ、形を決めず、まわりに合わせて変わっていける区分です。
この2つが重なると、自分と人、現実と想像の境目がとても薄くなります。
人の気持ちを、自分のことのように感じ取れるのはこのためです。
守護星は、今の占星術では海王星、古典の占星術では木星です。
海王星は、夢、イメージ、共感、目に見えないものを受け持つ天体。
木星は、広がりと、受け入れる心を受け持つ天体です。
どちらも、線を引いて分けるより、大きく包みこむ方向の星。
魚座の「白黒つけない」性質は、この2つの星から来ています。
対応する12ハウスは、目に見えない世界、ひとりの時間、心の奥、癒しを受け持つ部屋。
表舞台の裏で静かに働く場面が、魚座の担当です。
魚座が強い人
魚座に太陽や月がある人は、人の痛みや喜びを、自分のことのように感じ取る人です。
- 映画や音楽で、すぐ涙が出る
- 困っている人を見ると、放っておけない
- 言葉にならない空気を、なんとなく感じ取る
- 想像の世界に入ると、時間を忘れる
- 白黒はっきりつける場面が、少し苦手
境目が薄いぶん、その場の空気や人の気分まで、知らないうちに吸いこみやすいところもあります。
ひとりで静かに過ごす時間を持つと、自分の気持ちと人の気持ちの区別がつきやすくなります。
目に見えない心の動きに誰より早く気づけるのは、魚座の強みです。
12の組み合わせ
- 太陽が魚座にあると、想像力と思いやりを生きる力にする人。音楽や物語など、形のないものを通して自分を表していきます。
- 月が魚座にあると、人の気持ちがそのまま心に流れこむ人。感受性がとても豊かで、言葉にされない思いにも気づきます。
- 水星が魚座にあると、理屈よりイメージで考える人。水星が力を出しにくい場所で、筋道立てた説明より、詩や絵のような表現に才能が出ます。
- 金星が魚座にあると、金星が特に力を出しやすい配置。見返りを求めない深い愛情と、芸術への感性が育ちます。
- 火星が魚座にあると、人のためなら力が出る人。正面から戦うより、流れを読んでやわらかく動きます。
- 木星が魚座にあると、古典の守護星が自分の星座にいる配置。人を受け入れるおおらかさがあり、思いやりが大きく育ちます。
- 土星が魚座にあると、あいまいなものに形を与えようとする人。時間をかけて、自分なりの心のよりどころを築きます。
- 天王星が魚座にあると、2003〜11年ごろに生まれた世代(前回は1919〜28年ごろ)。想像力や目に見えない感覚を、新しい形で表現するテーマを持っています。
- 海王星が魚座にあると、自分が守る星座にいる配置。2011〜26年ごろに生まれた子どもたちが、共感とイメージの力を強く持つ世代になると読めます。
- 冥王星が魚座にあると、2043年ごろから生まれてくる、これからの世代の配置です。星の性質として読むと、目に見えないものとの向き合い方が、根本から変わるテーマです。
- ドラゴンヘッドが魚座にあると、この人生で向かうのは、完璧を手放して流れにゆだねること。全部を自分で管理しようとする手をゆるめるほど、心が軽くなっていきます。
- ドラゴンテイルが魚座にあると、目に見えない気持ちを感じ取るのは、ごく自然なこと。これからは真向かいの乙女座に向けて、その感性を毎日の仕事や役割で形にしていきます。
よくある勘違い・覚え方
- 魚座のやわらかさは、相手や場に合わせて形を変えられる力です。流れに乗りながらも、大事な人のことは見失いません。
- 記号の♓は、2つの弧を横棒で結んだ形。逆向きに泳ぐ2匹の魚を、1本のひもでつないだ姿です。
魚座で、12星座はひと回り。
ここから、また牡羊座の新しい一周が始まります。