火星

定番の呼び名情熱と行動力の星

やる気と行動力で、前に出て道を切り開く星

基本データ

火星の基本データ
ひと巡り約2年
1つの星座にいる期間約2か月弱(逆行の年は、半年ほどいる星座も)
守護する星座牡羊座・蠍座(蠍座は古典の守護。今の蠍座の守護星は冥王星)
分類個人天体

キーワード

  • 行動力
  • やる気
  • 勇気
  • 勝負
  • 怒り
  • スピード
  • 情熱
  • 体力

しくみ

火星は、地球のすぐ外側を回る惑星です。
表面の土に鉄さびの成分が多く、夜空では赤っぽく光って見えます。
その色から、ローマ神話の戦いの神マルスの名前がつきました。

占星術での火星の担当は、動き出す力です。
やる気、勇気、勝負、スピード、体を動かすエネルギー。
そして、怒りも火星の担当に入ります。
「むかっとする」と「よし、やるぞ」は、どちらも内側から外へ押し出す力。
向かう先がちがうだけで、同じ力の出方として読まれています。
火星の様子からは、その人が何に燃え、どう戦い、どう決めるのかが読めます。

昔は、争いやけがを招く手ごわい星として扱われてきました。
力が強いぶん、ぶつかりや急ぎすぎにもつながりやすいからです。
今の占星術では、欲しいものに向かって自分から動く力として、前向きに読むのが基本です。

ひと巡りは約2年で、1つの星座には2か月弱。
約2年2か月ごとに地球が火星を追いこすので、そのたびに火星は空で後ろへ下がるように見えます。
この逆行の時期は同じ星座に長くとどまり、半年ほどいることもあります。

守護する星座は、12星座の先頭でまっさきに動き出す牡羊座です。
古典では蠍座も火星の担当で、外へ向かう牡羊座に対して、一点に集中して深く入りこむ力を受け持っていました。

火星が強い人

火星が目立つホロスコープの人は、自分が動くことで道を開いていく人です。
火星が1ハウスや10ハウスにある人、牡羊座・蠍座・山羊座に火星がある人がそうです。

  • 思い立ったら、その日のうちに動いている
  • 競争や締め切りがあると、かえって燃える
  • 言いたいことは、はっきり言う
  • 体を動かすと、気分まで切りかわる
  • 待たされるのが、とにかく苦手

エネルギーが大きいので、使い道があるときは頼もしい行動派。
行き先がないまま力がたまると、いらいらや衝突になって出やすくなります。
体を動かす時間や、打ちこめる目標を持っておくと、この力はまっすぐ前へ向かいます。

12の組み合わせ

  • 火星が牡羊座にあると、守護する星座にいる配置。迷わず先頭に立ち、スピードで勝負する行動派です。
  • 火星が牡牛座にあると、ゆっくりでも止まらない力を持つ人。一度動き出したら、最後まで粘りぬきます。
  • 火星が双子座にあると、言葉と頭の回転で動く人。いくつものことを同時に進めるのが得意です。
  • 火星が蟹座にあると、大事な人や居場所を守るときに力が出る人。自分のためより、身内のためのほうが強くなれます。
  • 火星が獅子座にあると、自分の誇りをかけて動く人。人前に出る場面ほど、力を出しきります。
  • 火星が乙女座にあると、手順を整えてから動く人。細かい作業を、ていねいにやりとげる力があります。
  • 火星が天秤座にあると、正面からぶつかるより、相手と話して進める人。人のためとなると、思わぬ強さを見せます。
  • 火星が蠍座にあると、狙いを定めたら、ねばり強く深く入りこむ人。静かでも、決めたことはやりぬきます。
  • 火星が射手座にあると、遠くの目標に向かって走る人。冒険や挑戦の中で、いちばん元気になります。
  • 火星が山羊座にあると、火星の力が上手に働く配置とされます。目標から逆算して、計画的に結果を出します。
  • 火星が水瓶座にあると、仲間や理想のために動く人。古いやり方を変える場面で力を発揮します。
  • 火星が魚座にあると、人の思いを受けて動く人。自分の勝ち負けより、誰かを助けるときに力がわきます。

よくある勘違い・覚え方

  • 好きな人に自分から近づくときの動き方は、火星の星座に出ます。好みを表す金星と一緒に見ると、恋愛の読みに奥行きが出ます。
  • 火星は約2年でひと回りするので、生まれたときの位置にも、およそ2年ごとに戻ってきます。新しいことを始めたくなる時期の目安として見る人もいます。
  • 記号の♂は、丸に右上向きの矢印。盾と槍の形と言われ、生物学では「男性」の記号にも使われています。

迷わず飛び出す人も、準備してから動く人もいます。
どちらも、火星の出方の違いです。

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