木星

定番の呼び名幸運と拡大の星

広げる・育てる・受け入れる、成長とおおらかさの星

基本データ

木星の基本データ
ひと巡り約12年
1つの星座にいる期間約1年
守護する星座射手座・魚座(魚座は古典の守護。今の魚座の守護星は海王星)
分類社会天体

キーワード

  • 拡大
  • 成長
  • 発展
  • 寛大さ
  • 楽観
  • 学び
  • 信念
  • チャンス

しくみ

木星は、太陽系でいちばん大きな惑星です。
直径は地球の約11倍。
夜空でも明るく、ゆったりと光って見えます。
その堂々とした姿から、ローマ神話の神々の王ユピテル(ジュピター)の名前がつけられました。

占星術での木星の担当は、広げること、育てること。
知識を深める学び、遠くの世界への旅、信じる考え方、人を受け入れるおおらかさ。
昔から「大きい吉星」と呼ばれてきたのも、この「大きくする」働きのためです。

ただし、木星が広げるのは、その人がすでに持っているものです。
木星のある星座からは、その人が何をのびのびと育てられるかが読めます。
木星のあるハウスは、それが広がりやすい場面です。
何でも大きくするぶん、行き過ぎや楽観しすぎにもつながりやすい星です。

ひと巡りは約12年で、1つの星座に約1年ずつ。
太陽・月と、水星から火星までの個人天体に対して、木星と土星は「社会天体」と呼ばれます。
一人ひとりの性格より少し外側の、社会の中でどう伸び、どんな役目を持つかを担当する天体です。

守護する星座は、遠くを目指して学び、旅する射手座です。
古典では、魚座も木星の担当でした。

木星が強い人

木星が目立つホロスコープの人は、おおらかさで人と機会を集める人です。
木星が1ハウスや9ハウス・10ハウスにある人、射手座・魚座・蟹座に木星がある人がそうです。

  • 細かいことより、大きな方向を見て決める
  • 困っている人を見ると、つい手をさしのべる
  • 学ぶこと、知らない土地へ行くことが好き
  • 失敗しても、わりとすぐ立ち直る
  • 先生役や相談役を頼まれやすい

広げる星が強く出ると、考え方にも行動にも余裕が生まれます。
その人がいるだけで、場の空気が明るくゆるむこともあります。
いっぽうで、引き受けすぎたり、予定を詰めこみすぎたりしやすいのも木星らしさ。
広げたものを、あとで整える時間を持っておくと安定します。

12の組み合わせ

  • 木星が牡羊座にあると、自分から始めることで伸びていく人。挑戦した数だけ、自信が育ちます。
  • 木星が牡牛座にあると、じっくり育てたものを豊かにしていく人。暮らしを味わう楽しさをよく知っています。
  • 木星が双子座にあると、幅広い知識と人脈を持つ人。深く絞るより、たくさん知るほど世界が広がります。
  • 木星が蟹座にあると、木星のおおらかさが素直に出やすい配置。身内を包みこむ、面倒見のいい人です。
  • 木星が獅子座にあると、楽しむ姿で人を元気にする人。表現する場を持つほど、その人らしさが育ちます。
  • 木星が乙女座にあると、人の役に立つ技術を磨いていく人。こつこつ整えたことが、確かな力になります。
  • 木星が天秤座にあると、人とのつながりから伸びていく人。公平な態度で、まわりの信頼を集めます。
  • 木星が蠍座にあると、決めたことを深く極めていく人。人と深く関わる中で、大きな力を得ます。
  • 木星が射手座にあると、守護する星座にいる配置。学びと旅を愛し、理想を語って人を引っぱります。
  • 木星が山羊座にあると、現実的に一歩ずつ大きくしていく人。浮かれずに、実績で信頼を積み上げます。
  • 木星が水瓶座にあると、新しい考え方を広める人。仲間とのつながりの中で、可能性が開けていきます。
  • 木星が魚座にあると、古典で木星が守っていた星座にいる配置。見返りを求めないやさしさで、人を包みます。

よくある勘違い・覚え方

  • 「今年は木星が◯◯座に入る」という話は、約1年ごとに星座を移る木星の、誰にでも毎年ある動きのこと。自分のホロスコープのどのハウスを通るかで、広がりやすい場面が変わります。
  • 12歳、24歳、36歳、48歳。木星がひと回りして、生まれたときの位置に戻ってくる年ごろです。「木星回帰」と呼ばれ、成長の区切りとして読まれます。
  • 木星と土星は、セットで語られることの多い天体です。広げる木星と、形を固める土星。両方がそろうと、伸びたものが現実に残ります。

木星のある星座とハウスは、あなたが無理なく伸びていける方向を指しています。

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