手で触れて確かめたものを、じっくり育てて自分のものにする星座
基本データ
| 太陽が通る時期 | 4月20日ごろ〜5月20日ごろ(年によって1日ほど前後) |
|---|---|
| 元素 | 地 |
| 区分 | 不動 |
| 守護星 | 金星 |
| 対応するハウス | 2ハウス |
| 向かいの星座 | 蠍座 |
キーワード
- 五感
- 安定
- 持ちもの
- 価値
- 心地よさ
- マイペース
- 粘り強さ
- 豊かさ
しくみ
牡牛座は、牡羊座が始めたものを受け取って、根づかせる星座です。
春分から1か月ほどたち、草木がぐんぐん茂っていく時期。
芽が出たあとは、しっかり根を張って育つ番です。
元素は地、区分は不動です。
地は、目に見えて手に取れる現実を扱う元素。
不動は、季節の真ん中に置かれ、今あるものを保って深めていく区分です。
この2つが重なると、「確かなものを手に入れ、それを長く保つ」性質が生まれます。
変化の速さより、積み重ねの確かさを選ぶ星座です。
守護星は金星。
金星は、好きなもの、美しいもの、心地よさを受け持つ天体です。
おいしいもの、手ざわりのいい布、耳に心地いい音。
五感で「いいな」と感じられるかどうかが、牡牛座にとっての価値の物差しになります。
頭で考えた正しさより、体で感じた確かさのほうを信じるんです。
月もこの星座では特に力を出しやすく、落ち着いた安心感につながります。
対応する2ハウスは、持ちもの、お金、そして自分の才能を受け持つ部屋。
「自分にとって何が大事か」を知り、それを手元に置いて守る場面が、牡牛座の担当です。
牡牛座が強い人
牡牛座に太陽や月がある人は、自分のペースを守りながら、確かなものを積み上げていく人です。
- 急かされると、かえって動けなくなる
- 食べもの・肌ざわり・音など、好みがはっきりしている
- 気に入ったお店や道具を、長く使い続ける
- 決めるまでは慎重、決めたら動かない
- 目に見える成果や、手元に残るものがあると安心する
五感で確かめてから信じるので、納得するまでに時間がかかります。
その代わり、一度納得したものは簡単には手放しません。
人から見ると頑固に映っても、本人の中では、きちんと筋が通っています。
急な予定変更が続くと、疲れがたまりやすい星座です。
決まった習慣や、なじんだ道具がそばにあるだけで、力を長く出し続けられます。
12の組み合わせ
- 太陽が牡牛座にあると、自分の手で確かめた価値を大事に育てる人。好きなものに囲まれた暮らしの中で、らしさがはっきりしていきます。
- 月が牡牛座にあると、心がとても安定しやすい配置。月が特に力を出しやすい場所で、おいしい食事や心地いい寝床が、そのまま心の栄養になります。
- 水星が牡牛座にあると、じっくり考えてから話す人。一度理解したことは深く身につき、簡単には忘れません。
- 金星が牡牛座にあると、守護星が自分の星座にいる配置。美しいものを見分ける目と、五感で楽しむ力がまっすぐ出ます。
- 火星が牡牛座にあると、動き出すまでに時間がかかる人。いったん動けば、疲れを見せずに最後までやり抜きます。
- 木星が牡牛座にあると、暮らしの豊かさが育ちやすい配置。好きなことや得意なことを、時間をかけて実りにつなげていきます。
- 土星が牡牛座にあると、持ちものや安心について慎重な人。こつこつ積み上げた分だけ、揺るがない土台ができます。
- 天王星が牡牛座にあると、お金や暮らし方、「価値」の考え方を新しくする世代。1934〜42年ごろと、2018〜26年ごろに生まれた人たちです。
- 海王星が牡牛座にあると、2038年ごろから生まれてくる、これからの世代の配置。自然や豊かさへの夢が、共通のテーマになると読めます。
- 冥王星が牡牛座にあると、今生きている人の中にはいない配置です(前に通ったのは19世紀の後半)。星の性質として読むと、「何を持つか」「何を価値とするか」が根本から入れかわるテーマです。
- ドラゴンヘッドが牡牛座にあると、進む先は「自分の価値を、自分で認めること」。人の評価より自分の手ごたえを信じるほど、足場が固まっていきます。
- ドラゴンテイルが牡牛座にあると、進む先は真向かいの蠍座。自分ひとりで安定を守るやり方から、人と深く分かち合うほうへ、経験を広げていきます。
よくある勘違い・覚え方
- 牡牛座と天秤座は、どちらも金星が守る星座です。牡牛座=自分の体で味わう心地よさ、天秤座=人と分け合う心地よさ、と分けて覚えられます。
- 対応する2ハウスは「お金の部屋」とだけ覚えられがちですが、才能や、自分を大切に思える感覚まで含んだ部屋です。
- 記号の♉は、丸の上に弧をのせた形。牛の顔と2本の角を表しています。
ゆっくり、でも確実に。
牡牛座の時間は、ほかの星座とは少し違う速さで流れています。