牡牛座9度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A Christmas tree decorated

飾りつけられた、クリスマスツリー。

喜びを形にして分け合い、人の輪を明るく彩るもてなしの達人

キーワード

「象徴(SYMBOLIZATION):分かち合う喜びを、君は目に見える形にできる」

「お祝い」「分かち合い」「華やかさ」「贈りもの」「家族の輪」「ときめき」

目指す方向性

  • うれしいことがあったら、人と分け合う形にすること。
  • 季節の行事やお祝いを、暮らしの楽しみとして大事にすること。
  • 贈りもの、飾りつけ、イベントなど、喜びを形にする仕事を育てること。
  • 受けとったやさしさには、自分らしいお返しをすること。
  • 人をもてなすのと同じくらい、自分のこともねぎらうこと。

シンボルを読む

喜びを目に見える形にする力

9度のキーワードは「象徴」。
この度数の人は、分かち合う喜びを、目に見える形にできる人です。
気持ちを、飾りやプレゼントやごちそうに変えて、人に手渡せるんです。

牡牛座は、地のサインの固定宮。
地は五感で味わう豊かさ、固定宮はそれを大事に積み重ねていく力のことです。
9度は、ためてきた豊かさを人と分け合い、持っているものがみんなの喜びに変わる度数なんです。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

雪の積もる小さな街角。
クリスマスの前の晩、アパートの一階に住む女の人が、大きなツリーを飾っていました。
窓の外から、近所の子どもたちがのぞいています。
彼女は扉を開けて、手招きしました。
「好きな飾りを、ひとりひとつずつつけていって」
紙の星、木の鈴、手作りのクッキー。
その夜のツリーは、今までで一番にぎやかになりました。
次の年から、そのツリーの前は、通りのみんなが集まる場所になったそうです。

自分の部屋の飾りが、いつのまにか通りのみんなのものになっていた。
この度数の人は、分かち合うことで、喜びを大きくふくらませられるんです。

人の輪をつくる分かち合い

この度数の人は、分かち合い上手です。
おいしいものを見つけたら、みんなの分まで買ってくる。
楽しい場所を知ったら、友だちを誘って出かける。

地のサインは、豊かさを実感する星座。
この度数の人にとっての豊かさは、ひとりじめするものではなく、人と囲むもの。
テーブルに人が集まってにぎやかになるとき、君はいちばん満たされるんです。

家族や仲間と、季節の行事を楽しみたい。
それが君の自然な気持ちです。

してあげたことを、心の中でつい数えはじめたら。
それは、見返りをいったん置いて、相手の笑顔だけを受けとる合図です。
それだけで、君の心はまたふんわり満たされていきます。

華やかさでときめきを届ける力

この度数の人には、華やかさがあります。
いつもの部屋も、いつものテーブルも、君が少し手を加えるだけで、特別な場に変わるんです。

クリスマスツリーは、それ自体が「お祝い」の象徴。
この度数の人も、人の人生の節目を、形にしてお祝いできます。
誕生日のカード、門出の花束、手作りのごちそう。
その一つひとつが、相手の心に長く残る贈りものになっていきます。

ときめきを形にして、人に手渡せる。
それが、この度数の人の象徴の力なんです。

ちょっとだけクセ

季節が変わるたびに、玄関の飾りを入れかえずにはいられない。
プレゼントを選ぶときは、渡す人の顔を思い浮かべて何時間でも迷っている。
人を喜ばせる時間が、君にとってのいちばんの楽しみなんです。

飾りつけられたクリスマスツリーのまわりに、今年も人が集まってきます。
その輪をつくっているのが、君の分かち合う力です。

自分の星がどの度数にあるか見てみる → ホロスコープの部屋