場面
A finger pointing in an open book
開いた本の一行を、指さしている。
たくさんの情報から本当に大事な一行を指さす、確かめ上手の学び手
キーワード
「確認(CONFIRMATION):大事なところを、君はちゃんと見きわめられる」
「学び」「読みとる力」「確かさ」「本質」「答え合わせ」「指針」
目指す方向性
- あふれる情報の中から、自分に必要な一行を選びとること。
- わかったつもりで終わらせず、自分の手で確かめること。
- 学んだことを、暮らしや仕事で使える形にすること。
- 迷ったときに立ち返る「自分の教科書」を持つこと。
- 人の答えをなぞるより、自分で答え合わせをすること。
シンボルを読む
大事な一行を見抜く力
21度のキーワードは「確認」。
この度数の人は、たくさんの言葉の中から、本当に大事なところを見きわめられる人です。
ページをめくる手を止めて、「ここだ」と指させるんです。
牡牛座は、地のサインの固定宮。
地は手でふれられる現実、固定宮は一度つかんだものを手放さない力のことです。
自分の目と手で確かめたものしか信じない。
そのかわり、確かめたものはずっと大事にできます。
21度からは、牡牛座の仕上げの段階が始まります。
ここまで集めてきたものを、「本当に自分に必要か」と見直していくところなんです。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
古い図書館の閲覧室。
資格試験をひかえた若い女性が、分厚い参考書を何冊も積んで座っています。
どの本も付箋だらけで、どこが大事なのか、もうわからなくなっていました。
彼女は一冊だけを残して、ほかを棚に戻しました。
そして、そのページの一行を指でなぞりながら、小さく声に出して読みました。
その日から、勉強はぐんと進みはじめました。
彼女がやったのは、「減らす」ことでした。
全部を抱えるより、要のところをつかむほうが、ずっと遠くまで行けるんです。
自分で確かめる確かさ
この度数の人は、人から聞いた話をそのまま信じません。
自分で読んで、試して、納得してから動きます。
だから、一度「これだ」と決めたことは、ぶれない。
まわりから「慎重だね」と言われるのは、その確かさのためです。
えらい人の言葉や決まったやり方に、寄りかかりたくなる日もありますよね。
でも、最後に決めるのは「私はどう読む?」のほう。
君の指がさす一行は、君にしか見つけられないものです。
学びを道しるべにする力
この度数の人にとって、学びは飾りではありません。
毎日の暮らしを進めるための、実用の道具です。
仕事のコツ、暮らしの知恵、からだのこと。
身につけたものを、ちゃんと生活の中で使いこなせるんです。
その姿を見て、「どうやって勉強してるの?」と聞きにくる人も出てきます。
学ぶことが、そのまま君の自信になっていく。
それが、この度数の人の豊かさです。
ちょっとだけクセ
本を読むと、線を引きたくなってペンを探しはじめる。
説明書は最初から最後まで読んでから、ようやく箱をあける。
確かめてから進みたい、君のていねいさです。
開いた本の一行に、ぴたりと止まった指先。
その一行が、この先の道しるべになっていきます。