場面
A Spaniard serenading his senorita
スペインの男の人が、恋する女の人に窓の下で歌を贈っている(セレナーデ=夜に恋人へ捧げる歌)。
一途な思いを何度でも届けて、人の本音を引き出す情熱の表現者
キーワード
「一途(CONSTANCY):変わらない思いで、君は心の奥の本音を引き出せる」
「ロマン」「情熱」「愛情表現」「誠実さ」「歌心」「粘り強さ」
目指す方向性
- 好きなもの、好きな人への気持ちを、言葉や形にして届けること。
- 一度で届かなくても、思いを伝え続けること。
- 口先のうまさより、変わらない行動で信頼を得ること。
- 歌・言葉・料理など、自分なりの表現で人の心を動かすこと。
- 相手の本音が出てくるまで、ゆっくり待てる人でいること。
シンボルを読む
変わらない思いの力
26度のキーワードは「一途」。
この度数の人は、変わらない思いを持ち続けて、相手の心の奥の本音を引き出せる人です。
一度好きになったら、その気持ちがなかなかぶれないんです。
牡牛座は、地のサインの固定宮。
守り星は、愛と美の星・金星です。
固定宮の「続ける力」と金星の「愛する力」が重なって、この度数の人の思いは長く深く続いていきます。
牡牛座は、声やのどとも縁の深い星座。
歌や話す声に、人を惹きつける力が宿りやすいんです。
25度でみんなの居場所をつくった人が、26度では、たった一人の心に向けて思いを届けます。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
白い壁の家が並ぶ、坂の多い町。
結婚して長い年月がたったある男性は、記念日の夜になると、ギターを持って庭に出ます。
二階の窓に向かって歌うのは、出会った年に歌ったのと同じ曲。
毎年、奥さんは「もう、恥ずかしいからやめて」と笑います。
でも今年は、窓から身をのりだして言いました。
「本当はね、この日がいちばん楽しみなの」
何年も同じ思いを届け続けたからこそ、出てきた本音でした。
この度数の人は、変わらない気持ちで、人の心をひらいていけるんです。
愛情を表現する力
この度数の人は、気持ちを表に出すのが上手です。
言葉、歌、手紙、手料理。
どんな形でも、「大事に思っているよ」がちゃんと伝わります。
相手が何を喜ぶかを覚えていて、それをさりげなく形にできる。
一度の大きな贈り物より、小さな気づかいを長く続けられる人です。
好きなものを好きと言わずにはいられない。
その素直な表現が、まわりの人の心を明るくしていきます。
誠実さという魅力
この度数の人の魅力は、口のうまさではありません。
何度でも、変わらずに届け続ける誠実さです。
相手を喜ばせたいあまり、うまい言葉で話をまとめたくなったら、それは言葉を少し減らす合図。
行動で見せた気持ちのほうが、言葉より長く、相手の心に残ります。
ちょっとだけクセ
好きな曲ができると、同じ曲を一日じゅうくり返し聴いている。
記念日や誕生日を、相手より先に覚えていて、こっそり準備している。
好きな気持ちを、いつまでも新品のまま持っているんですね。
夜の窓の下で、恋する人へセレナーデを贈るスペインの男の人。
その歌は、窓の向こうの心をそっとひらいていきます。