牡牛座19度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A newly formed continent

新しくできた大陸。

ゼロから新しい世界をつくり出す、スケールの大きなパイオニア

キーワード

「独創(ORIGINALITY):君の中には、世界の見え方を塗りかえる力がある」

「創造力」「開拓」「新天地」「パイオニア」「可能性」「ゼロから」

目指す方向性

  • まだ誰もやっていないことに、自分から手をつけること。
  • 当たり前を疑って、新しいやり方をつくり出すこと。
  • ゼロから始める不安より、ワクワクを信じること。
  • 自分の独創性を、仕事や暮らしの土台にすること。
  • 生まれた変化を、じっくり形にして根づかせること。

シンボルを読む

ゼロから世界をつくる独創性

19度のキーワードは「独創」。
この度数の人は、ゼロから新しいものをつくり出せるパイオニアです。
誰かのやり方をなぞるより、まだ誰もやっていないことを始めたい。
その独創性は、世界の見え方まで変えてしまうほどのスケールを持っています。

牡牛座は、地のサインの固定宮。
地は大地そのもの、固定宮はそこに築いたものを長く保つ土台の強さのことです。
新しいアイデアを思いつくだけで終わらせず、ちゃんと根づく形まで育てられるのは、そのためです。
18度で身軽になった手が、19度ではまっさらな土地を前にしています。

この場面を、少しだけ物語にしてみます。

ある朝、遠い海の上に、地図のどこにものっていない大きな陸地があらわれました。
海の底の火山が、長い時間をかけて押し上げた、新しい大陸です。
最初に船でわたったのは、植物を調べる若い女の人。
どこまで歩いても端の見えない黒い大地を進みながら、彼女はノートに書きつけます。
「ここに最初に根をおろすのは、どんな種だろう」
数年後、その黒い大地には、小さな緑がぽつぽつと広がりはじめていました。

誰も足をふみ入れていない場所に、最初に立って未来を思い描く。
この度数の人は、まだ形のないところから、新しい世界を始めることができるんです。

当たり前を塗りかえる創造力

この度数の人は、「今までどおり」に疑問を持てる人です。
みんなが当たり前だと思っていることを、「もっといいやり方があるかも」と考えられる。

その発想から、新しい仕事のしかたや、新しい暮らしの形が生まれます。
道具の使い方を変える。
人の集まり方を変える。
好きなことを、誰もやっていない組み合わせで仕事にする。
君の独創性は、大きな発明の場面にかぎらず、毎日のあちこちで光ります。

新しいことを思いつくと、じっとしていられない。
君の場合、それがいちばん元気なしるしです。
まわりが驚くくらいのアイデアほど、君にとってはワクワクの種になります。

始めたものを根づかせる力

この度数の人は、始める力と、育てる力の両方を持っています。
地の星座は、時間をかけて育てるのが得意。
大きな変化を起こしたら、少し待って、根づくのを見守れるんです。

生まれたばかりの大地が不安定なように、君の勢いも、ときには大きすぎることがあります。
あれもこれもと動かして、まわりをばたばたさせただけで終わった日は、「根づくまで待つ」を合言葉に。
その間に、新しい大地には、ちゃんと緑が育っていきます。

始める力と、育てる力。
その両方を持つ君は、本物の開拓者になれるんです。

ちょっとだけクセ

いつもの道より、通ったことのない道をつい選んでしまう。
家具の配置を、思いつきで夜中に変えはじめる。
その思いつきの多さが、君の独創性の源です。

まだ誰も歩いていない、新しくできた大陸。
そこに最初の一歩をおろすなら、君は何を植えますか?

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