お金と才能、自分の手で育てていく豊かさの部屋
基本データ
| 対応する星座 | 牡牛座 |
|---|---|
| 対応する天体 | 金星 |
| 種類 | サクシデント(2・5・8・11ハウスの、始まったものを保って育てる部屋) |
| 向かいのハウス | 8ハウス |
| 担当する場面 | 自分で稼ぐお金・持ちもの・才能・価値観・自分の値打ち |
キーワード
- お金
- 持ちもの
- 稼ぐ力
- 才能
- 価値観
- 自己価値
- 安定
- 五感
しくみ
2ハウスが担当するのは、自分の手で持てるもの全般です。
手元にあるお金や持ちもの。
自分で働いて得る収入。
生まれつきの才能や、体で覚えた技術。
どれも「自分のもの」として使える資源なので、同じ部屋に入ります。
並びで見ると、1ハウスでこの世界に出てきた自分が、次に手にするものの部屋です。
種類はサクシデント。
アンギュラーの部屋で始まったことを受け取り、保って、育てる役の部屋で、2・5・8・11ハウスがこれにあたります。
自然に対応する星座は牡牛座、天体は金星。
牡牛座は、五感で確かめたものを大切に積み上げる地の星座です。
金星は、心地よさや「これが好き」を感じる天体。
2ハウスでいう価値は、値段のことだけではありません。
何にお金を使いたいか。
何を手放したくないか。
その人が「大事」と感じる基準そのものが、ここに出ます。
それから、自分の値打ちの感覚もこの部屋の担当です。
自分にどれだけの価値があると思えるか。
その感覚が、仕事の値づけや稼ぎ方にもつながっていきます。
人と分け合うお金や、人から受け継ぐお金は8ハウスの受け持ちなので、ここには入りません。
2ハウスが強い人
2ハウスに天体が多い人は、自分の力で手に入れたものが、心の支えになる人です。
- お金の使い方に、自分なりのはっきりしたルールがある
- 質のいいものを選んで、長く使う
- 資格や技術など、身につく力を大事にする
- 自分のペースで積み上げられる仕事のほうが、力が出る
- 手元に余裕があると、気持ちまで落ち着く
ここに入った天体は、「何を持ち、何にお金を使うか」の選び方に、その天体らしい色をつけます。
稼ぎ方にも使い方にも、人よりはっきりしたこだわりが出やすくなります。
気をつけたいのは、持っているものの量で自分の価値を測りすぎること。
お金や物が減ったときに、自信まで一緒に減ったように感じやすくなります。
才能や身についた技術も、この部屋の持ちものです。
こちらは、使っても減らない財産として数えておけます。
12の組み合わせ
- 太陽が2ハウスにあると、自分の力で稼ぎ、持つことに誇りを感じる人。才能が形になって認められるとき、生きる手ごたえが出ます。
- 月が2ハウスにあると、気分でお金の使い方が変わりやすい人。好きなものに囲まれていると、気持ちが満ちていきます。
- 水星が2ハウスにあると、知識や言葉が稼ぐ力になりやすい人。数字にも強く、お金の段取りを考えるのが得意です。
- 金星が2ハウスにあると、美しいもの、心地よいものを見分ける目がある人。センスそのものが、この人の財産になります。
- 火星が2ハウスにあると、欲しいものに向かってまっすぐ動く人。稼ぐ力は強く、使うときも勢いがあります。
- 木星が2ハウスにあると、持ちものや才能をおおらかに育てる人。手にしたものを人と分けることも、自然にできます。
- 土星が2ハウスにあると、お金や持ちものに慎重で、堅実に積み上げる人。自分で築いた蓄えや技術が、大きな安心になります。
- 天王星が2ハウスにあると、稼ぎ方や価値の感じ方が型にはまらない人。収入の形が、人生の中で何度か大きく変わりやすい配置です。
- 海王星が2ハウスにあると、お金より心の満足を大事にする人。芸術や癒しに関わる才能が、仕事の価値につながりやすくなります。
- 冥王星が2ハウスにあると、持つことと手放すことの両方を深く経験する人。自分の本当の値打ちを、根っこから掴み直していきます。
- ドラゴンヘッドが2ハウスにあると、自分の力で立つ安定が、この人生のテーマ。自分の才能に自分で値段をつけられたとき、大きく前へ進みます。
- ドラゴンテイルが2ハウスにあると、手元のものを守る堅実さは生まれつき。ただ、自分の分だけで固めていると息が詰まりやすい配置です。人と資源を合わせる場面が、成長の場になります。
よくある勘違い・覚え方
- 2ハウスは「金運の部屋」と言われがちですが、見るのはお金の量より、稼ぎ方と使い方の感覚です。天体が入っているから裕福、入っていないから苦労する、という読み方はしません。
- 「価値観」と聞くと考え方の話に思えますが、2ハウスの価値観はもっと体に近いもの。触って、味わって、「これがいい」と感じる基準です。
- 2ハウスの才能は、仕事になっているものだけではありません。料理がうまい、人の話を聞くのが上手、といった手元にある力も、この部屋の持ちものです。
持っているお金も、身についた力も、「これが好き」という感覚も。
ぜんぶ、この部屋の中に入っています。