すでに身についている力と、慣れた場所を示す点
基本データ
| ひと巡り | 約18.6年(ドラゴンヘッドと一緒に、逆向きに12星座を回る) |
|---|---|
| 1つの星座にいる期間 | 約1年半 |
| 守護する星座 | なし(星ではないため) |
| 分類 | 感受点(星ではなく、月の通り道と太陽の通り道が交わる点。ドラゴンヘッドといつも真向かい) |
キーワード
- もう持っている力
- 得意なこと
- 慣れた場所
- くせ
- 過去
- 手放す
- 安心
しくみ
ドラゴンテイルは、ドラゴンヘッドのちょうど反対側にある点です。
月の通り道と太陽の通り道が交わる2つの点のうち、月が北から南へ横切る側。
英語では「サウスノード(南の交点)」とも呼ばれます。
ヘッドとはいつも180度向かい合っていて、ヘッドが牡羊座ならテイルは天秤座、ヘッドが1ハウスならテイルは7ハウスになります。
動く向きもひと巡りの長さも、ヘッドとまったく同じです。
占星術では、テイルを「もう持っている力」「慣れた場所」として読みます。
意識しなくても、自然にできてしまうこと。
昔からの得意分野や、気づくと戻っている居心地のいいやり方。
慣れているぶん、テイルの場所では楽に結果が出ます。
ただ、楽にできることは、手ごたえも薄くなりがちです。
得意なのに、なぜか満たされない。
そう感じるとき、そこはテイルの担当かもしれません。
テイルがどの星座にあるかで、持っている力の中身がわかります。
向かいのヘッドを見ると、その力をどこで生かしていくかがわかります。
ドラゴンテイルが強い人
テイルが1ハウスや10ハウスにある人、テイルのそばに天体が集まっている人は、テイルのテーマが目立ちやすい配置とされます。
教わらなくても最初からできることを、たくさん持っている人です。
- 初めてなのに「前にもやったことがある」気がする
- 人から「それ、どうやったの?」と聞かれることを、自分では当たり前だと思っている
- 困ったときは、つい昔のやり方に戻る
- 得意なことを頼まれると、断りにくい
- 慣れた場所はほっとするけれど、長くいると物足りなくなる
力がもう身についているので、同じことをくり返すだけで、一定の評価を得やすい配置です。
そのぶん、慣れた場所から出るきっかけを、自分ではつかみにくいことも。
テイルの得意を、ヘッドの方向で使ってみると、同じ力の使い道が新しくなります。
12の組み合わせ
- ドラゴンテイルが牡羊座にあると、一人で決めて動く力は最初から身についています。その力を、相手と歩調を合わせる場で生かします。
- ドラゴンテイルが牡牛座にあると、手元のものを守り、積み上げる力を持つ人。これからは、人と深く分かち合う側へ進みます。
- ドラゴンテイルが双子座にあると、情報を集めて器用に話す力は十分。細かな知識を、大きな考え方へまとめていきます。
- ドラゴンテイルが蟹座にあると、身内を世話する力がしみついている人。その面倒見を、社会の中の役目へ広げていきます。
- ドラゴンテイルが獅子座にあると、自分を表現して場を明るくする力は十分。その力を、仲間みんなのために使う方向へ進みます。
- ドラゴンテイルが乙女座にあると、細かく整えてきちんとこなす力は得意分野。完璧を目指す手をゆるめ、感じ取る力を育てます。
- ドラゴンテイルが天秤座にあると、人に合わせて釣り合いを取る力が自然に身についています。そのうえで、自分の意志で決める側へ。
- ドラゴンテイルが蠍座にあると、人の本音を読み取る力を持っています。これからは、自分の手でシンプルに豊かさを育てる方向へ。
- ドラゴンテイルが射手座にあると、遠くへ飛び出す力はもう持っている人。身近な人の声や目の前の情報を大事にするのが向かう先です。
- ドラゴンテイルが山羊座にあると、責任を引き受けて結果を出す力がしみついています。肩の荷を下ろし、気持ちを分かち合う側へ。
- ドラゴンテイルが水瓶座にあると、仲間をまとめ、客観的に考える力は得意分野。これからは、自分の「好き」を表に出すのがテーマです。
- ドラゴンテイルが魚座にあると、人の気持ちを感じ取って寄りそう力があります。その力を、具体的な形や毎日の仕事の中で使います。
よくある勘違い・覚え方
- テイルは「前世から持ってきた力」と言われることもあります。前世を信じるかどうかにかかわらず、生まれつき身についている力として読めます。
- インドの占星術では、ヘッドをラーフ、テイルをケートゥと呼びます。読み方には西洋の占星術と違うところもありますが、2つをいつもペアで扱う点は同じです。
- テイルに天体が重なっている人は、その天体の性質も「よく慣れた力」として読むことが多いです。
- 約9年たつと、ヘッドは生まれたときのテイルの位置に来ます。9歳・28歳・46歳ごろは、ヘッドとテイルが生まれたときと入れかわる年ごろです。
得意なことは、そのまま持っていってかまいません。
行き先は、真向かいのヘッドのほうです。