海王星

定番の呼び名夢と直感の星

夢・想像・祈り。目に見えないものとつながる星

基本データ

海王星の基本データ
ひと巡り約165年
1つの星座にいる期間約14年
守護する星座魚座(1846年に見つかった星なので、古典の守護星座はありません)
分類世代天体

キーワード

  • 夢
  • 想像力
  • 直感
  • 癒し
  • 共感
  • 芸術
  • 祈り
  • あいまいさ

しくみ

海王星は、1846年に見つかった惑星です。
天王星の動きが計算とわずかにずれていたことから、「その外側に、もう1つ星があるはず」と予測され、ほぼその場所で見つかりました。
肉眼では見えず、望遠鏡でも青く小さく見えるだけの星です。
名前は、ローマ神話の海の神ネプトゥヌス(ネプチューン)からきています。

目では見えないのに、計算の上では確かにそこにある。
占星術はこの星に、目に見えないものの担当を重ねています。
夢、想像力、直感、芸術、音楽、祈り、人の痛みを自分のことのように感じる共感。
海王星には、自分と相手、現実と想像の境目をぼかして、まぜ合わせる働きがあります。
そのぶん、あいまいさや思いこみ、現実から離れたくなる気持ちも、海王星の担当に入ります。
夢が広がることと、はっきり見えなくなることは、同じ働きの表と裏です。

ひと巡りは約165年で、1つの星座に約14年。
見つかってから初めて12星座をひと回りし終えたのは、2011年のことでした。
世代天体なので、星座は、その年ごろに生まれた人たちが共通して抱く夢や理想として読みます。
個人の読みでは、どのハウスで想像力が働くかを見るのが中心になります。

守護する星座は、12星座の最後で、すべてを受け入れて溶け合わせる魚座です。

海王星が強い人

海王星が目立つホロスコープの人は、見えないものを感じ取り、形のない思いを受け止める人です。
海王星が1ハウスや12ハウスにある人、月に海王星が重なっている人がそうです。

  • 音楽や映画に深く入りこんで、泣いてしまう
  • 人の気分を、自分のことのように受け取る
  • 言葉にならない「なんとなく」が、あとで当たっていたことがある
  • 困っている人を放っておけない
  • 手続きや細かい数字は、どうも苦手

感じ取る力が大きいぶん、自分と人との境目がゆるみやすいのもこの配置です。
人の疲れまで引き受けてしまう日が続いたら、一人で静かに過ごす時間が、自分に戻る助けになります。
想像する力は、芸術や、人を支える仕事の場で、はっきりした形になっていきます。

12の組み合わせ

  • 海王星が牡羊座にあると、2025年ごろから生まれている世代。新しい始まりや勇気に理想を重ねることが、共通のテーマと読まれます。
  • 海王星が牡牛座にあると、2038年ごろから生まれる、これからの世代。自然や暮らしの豊かさに理想を重ねるテーマと読まれます。
  • 海王星が双子座にあると、1887〜1902年ごろに生まれた世代の配置。今は星の性質として読むと、言葉や情報に夢を重ねるテーマです。
  • 海王星が蟹座にあると、1901〜16年ごろに生まれた世代の配置。今は星の性質として読むと、家族やふるさとに理想を重ねるテーマです。
  • 海王星が獅子座にあると、1914〜29年ごろ生まれ。華やかな舞台や物語に憧れを重ねることが、この年ごろに共通のテーマです。
  • 海王星が乙女座にあると、1928〜43年ごろ生まれ。働くことや人の役に立つことに、理想を見いだすのが共通のテーマです。
  • 海王星が天秤座にあると、1942〜57年ごろ生まれ。平和や、愛で結ばれる関係に理想を求めることが共通のテーマです。
  • 海王星が蠍座にあると、1955〜70年ごろ生まれ。心の奥や目に見えない世界に深く惹かれることが、この年ごろに共通します。
  • 海王星が射手座にあると、1970〜84年ごろ生まれ。遠い世界や精神的な学びに、理想を探すことが共通のテーマです。
  • 海王星が山羊座にあると、1984〜98年ごろ生まれ。社会の仕組みや組織のあり方に、理想を重ねるテーマを持ちます。
  • 海王星が水瓶座にあると、1998〜2012年ごろ生まれ。仲間とのつながりや、みんなが対等な世界に理想を重ねるのが共通のテーマです。
  • 海王星が魚座にあると、2011〜26年ごろ生まれ。守護する星座で、境目のない共感や祈りに理想を重ねることが共通のテーマです。

よくある勘違い・覚え方

  • 海王星が強い人は「だまされやすい」と決めつけられがちです。実際は、見えないものを感じ取る力の裏返し。事実を確かめる習慣と組み合わせれば、その力は直感として生きてきます。
  • 天王星は1781年、海王星は1846年、冥王星は1930年。発見された順に、太陽から遠くなっていきます。年号で並べると覚えやすくなります。
  • 記号の♆は、海の神ネプトゥヌスが持つ三つ又の矛の形です。

説明できない「なんとなく」にも、ホロスコープの中にちゃんと居場所があります。
それを教えてくれるのが、海王星です。

自分の星がどこにあるか見てみる → ホロスコープの部屋