月

定番の呼び名感情と素の自分の星

毎日の気持ちと、人に見せない素の自分を映す星

基本データ

月の基本データ
ひと巡り約27.3日(地球から見て、12星座を1か月足らずでひと回り)
1つの星座にいる期間約2日半
守護する星座蟹座
分類個人天体(太陽とあわせて「昼と夜の2大天体」)

キーワード

  • 感情
  • 気持ち
  • 安心
  • 素の自分
  • とっさの反応
  • 体のリズム
  • 習慣
  • 居場所
  • 育ててくれた人

しくみ

月は、地球のまわりを回っている、いちばん近い天体です。
空の上での動きも、いちばん速い星。
1つの星座には2日半ほどしかいません。
12星座をひと巡りするのに約27.3日。
満ち欠けがひと巡りする、新月から次の新月までは約29日半。
よく似た2つの数字ですが、2日ほどの差があります。

月は自分では光りません。
太陽の光を受けて、日ごとに形を変えながら映しています。
占星術ではこの「受けて映す」性質に、心の動きを読みます。
うれしい、さびしい、ほっとする。
理由を考えるより先に出てくる気持ちや、とっさの反応が、月の担当です。
眠る・食べるといった体のリズムや、毎日くり返す習慣も、ここに入ります。

太陽が表に出していく自分なら、月は家に帰ってからの自分。
人に見せる顔の下で、何があると安心できるのかを映す星です。
小さいころの家の空気や、育ててくれた人との関わりも、昔から月の中に読まれてきました。

守護する星座は蟹座です。
身内と居場所を大事に守る星座で、月の「安心を求める」性質が、いちばん自然に出る組み合わせです。

月が強い人

月が目立つホロスコープの人は、気持ちの動きが、そのまま毎日の過ごし方を決める人です。
月が1ハウスや4ハウス・10ハウスにある人、蟹座や牡牛座に月がある人、月にほかの天体が重なっている人がそうです。

  • 場の空気の変化に、誰より早く気づく
  • 気分が乗る日と乗らない日で、出せる力がかなり違う
  • 自分の部屋や行きつけの店など、「いつもの場所」があると落ち着く
  • 相手の気持ちを先にくみ取って、つい世話を焼く
  • 昔のできごとを、そのときの気持ちごと覚えている

月は反応の星なので、目立つ人ほど、まわりの気配を受け取るアンテナも敏感です。
そのぶん、疲れや不安もため込みやすい配置。
休める場所と、気持ちを話せる相手がいるかどうかで、力の出方が大きく変わるんです。

12の組み合わせ

  • 月が牡羊座にあると、気持ちがすぐ行動に出る人。怒りも喜びも短く燃えて、あとに引きずりません。
  • 月が牡牛座にあると、心がとくに落ち着きやすい配置。おいしいものや手ざわりのいいものに囲まれると、安心が深まります。
  • 月が双子座にあると、話すことで気持ちを整える人。おしゃべりや新しい情報が、気分の切りかえになります。
  • 月が蟹座にあると、守護する星座に月がいる組み合わせ。身内を思う気持ちが強く、家が何よりの充電場所です。
  • 月が獅子座にあると、うれしい気持ちを隠さず表に出す人。見てもらえて、喜んでもらえると、心がぱっと明るくなります。
  • 月が乙女座にあると、身のまわりが整っていると安心する人。誰かの役に立てた日に、心が静かに満たされます。
  • 月が天秤座にあると、人との間がなごやかだと安心する人。気まずい空気を放っておけず、つい間に立ちます。
  • 月が蠍座にあると、気持ちを胸の奥にしまいこむ人。外に出すまで時間がかかるぶん、心を許した相手への情はとても深くなります。
  • 月が射手座にあると、自由に動けることで心が軽くなる人。旅や新しい学びに出ると、気分がすっと晴れます。
  • 月が山羊座にあると、気持ちより先に役目を考える人。弱音を見せにくいので、自分で決めた休みの時間が支えになります。
  • 月が水瓶座にあると、ほどよい距離のある関係で安心する人。気の合う仲間と自由に行き来できるのが、心地いい配置です。
  • 月が魚座にあると、人の気持ちをそのまま感じ取る人。音楽や物語にふれる時間が、心をやさしく満たしてくれます。

よくある勘違い・覚え方

  • 月の星座は、生まれた日だけでは決まらないことがあります。2日半ごとに星座が変わるので、境目の日に生まれた人は、生まれた時刻で月の星座が変わります。
  • 月は「弱い自分」の星ではありません。素の気持ちがわかるほど、何を大事にすれば元気でいられるかが見えてきます。
  • 記号の☽は、欠けた月の形そのもの。日ごとに姿を変える星の記号が、そのまま揺れ動く気持ちの印になっています。

何があれば、自分はほっとできるのか。
月は、その問いにいちばん近いところにいる星です。

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