牡牛座13度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A man handling baggage

荷物を運んでいる男の人。

毎日の仕事に全力で腕をふるう、段取り上手な縁の下の力持ち

キーワード

「働き者(INDUSTRY):毎日の仕事に、君はしっかり力を注げる」

「体力」「頼もしさ」「段取り」「責任感」「縁の下の力持ち」「手際」

目指す方向性

  • 毎日の仕事に、自分の体と心をしっかり使うこと。
  • 段取りを組んで、たくさんのことを手際よく片づけること。
  • 引き受けたことを、責任を持ってやりとげること。
  • 気の進まない仕事は、ためこまずに声に出して分け合うこと。
  • 働く姿そのもので、まわりに安心を届けること。

シンボルを読む

体を動かして腕をふるう働き者

13度のキーワードは「働き者」。
この度数の人は、毎日の仕事で生き生きと腕をふるえる働き者です。
頭で考えるより先に、手と体が動く。
その頼もしさで、まわりをしっかり支えています。

牡牛座は、地のサインの固定宮。
地は体を動かして結果を出す現実の力、固定宮は投げ出さずに続けるスタミナのことです。
目の前の仕事を、最後まで自分の手で運びきれるんです。

このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。

駅前の小さなホテル。
夕方の列車が着くと、荷物係の男の人が入り口に立ちます。
大きなトランク、帽子の箱、旅の途中で増えたおみやげの袋。
重さも形もばらばらの荷物を、彼は手際よく台車に積んでいきます。
「お部屋までお持ちしますね」
長旅で疲れたお客さんは、そのひと言で、ほっと肩の力を抜きました。

重い荷物を引き受ける人がいるから、旅は気持ちよく続いていく。
この度数の人は、人が安心して前に進めるように、必要な力をしっかり注ぐことができるんです。

段取り上手の手際

この度数の人は、段取りがとても上手です。
何から手をつけて、どう運べばいちばん早いか。
やりながら、自然と組み立てられるんです。

ばらばらの荷物を、形をそろえてきれいに積む。
仕事でも、家のことでも、君がかかわるとあっというまに片づいていく。
その手際のよさは、何年も手を動かしてきた経験から来ています。

牡牛座は、五感と体の星座。
体を動かしたあとの心地よい疲れや、汗をかいたあとの一杯のお茶が、何よりのごほうびになる人です。
働くことが好きな気持ちに、うそはつけません。
その気持ちが、君の底力になっています。

荷物を分け合う段取り力

この度数の人は、荷物の分け方まで段取りできる人です。
誰に何を頼めば、全体が早く軽く進むか。
それが見えるから、チームの仕事がうまく回ります。

ただ、頼りにされる人ほど、気の進まない仕事まで黙って抱えこみがち。
腕をふるう楽しさが遠のいてきたら、荷物をいったん床に置いてみてください。
「これは手伝ってほしい」と声に出すのも、立派な段取りのうちです。
軽くなった手で運ぶほうが、ずっと遠くまで行けます。

君の働く姿は、まわりに安心を届けています。
縁の下で支えてきた力は、見ている人にちゃんと伝わっています。

ちょっとだけクセ

スーパーの袋は、なるべく一回で全部運びたい。
引っ越しの手伝いに呼ばれると、誰より先に重い箱を持っている。
その腕っぷしと気前のよさが、君の愛されポイントです。

荷物を運ぶ男の人の手で、今日もたくさんのかばんが行き先へ届いていきます。
それが、君の腕のふるいどころです。

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