場面
A woman of Samaria
サマリアの女の人(聖書で、井戸のそばでイエスと出会った女性)。
飾らない心を差し出して、本当の自分に出会うピュアな求道者
キーワード
「目覚め(AWAKENING):まっすぐ差し出す心が、君の本当の姿を呼び起こす」
「出会い」「素直さ」「献身」「心の渇き」「生まれ変わり」「打ち明ける勇気」
目指す方向性
- 自分の迷いや本音を、信頼できる人には打ち明けること。
- 見返りを考えずに、心からやりたいことに力を注ぐこと。
- 「満たされない」と感じたら、何が本当にほしいのかを確かめること。
- 人との出会いを、自分を知るチャンスとして大事にすること。
- 相談や教えることなど、心を開き合う仕事を育てること。
シンボルを読む
まっすぐ差し出す素直さ
7度のキーワードは「目覚め」。
この度数の人は、自分の心をまっすぐ差し出すことで、本当の自分に目覚めていける人です。
飾らない素直さが、そのまま君の魅力になっているんです。
牡牛座は、地のサインの固定宮。
地はありのままの自分、固定宮は大事なものを奥深くまで守る力のことです。
7度は、その奥へ向かう度数。
心の底にある渇きに気づいて、それを満たす出会いを見つけるところなんです。
場面の「サマリアの女」は、聖書に出てくる女性。
井戸のそばで出会った旅人に、自分のこれまでを言い当てられて、そこから生き方が変わっていきました。
このシンボルからは、こんな物語が浮かびます。
乾いた風の吹く、石造りの小さな町。
広場の井戸で、女の人がひとり、水をくんでいました。
そこへ、長い旅をしてきた人が「水を一杯もらえますか」と声をかけます。
何気ない話をするうちに、旅人がぽつりと言いました。
「あなたは、ずっと何かが足りない気がしていたんですね」
誰にも話したことのない気持ちを、そのまま言い当てられて、彼女は思わず笑ってしまいました。
もう、隠さなくていいんだ。
その夜、彼女は久しぶりに、心の底から軽くなった気がしました。
本当の姿を見てもらえたとき、人は、自分でも自分を見られるようになります。
この度数の人は、心を開くことで、自分の中の新しい扉を開けるんです。
心の渇きを満たす出会い
この度数の人は、出会いから大きく変わっていける人です。
一冊の本、ひとりの人、ひと言の言葉。
その出会いが、君の生き方の向きを、がらりと変えることがあるんです。
地のサインは、五感で満たされることを大事にする星座。
でもこの度数の人がいちばんほしいのは、心の奥まで満たされる感覚。
おいしいものや楽しいことだけでは、埋まらない場所があるんですよね。
その渇きを、その場かぎりの楽しさでうめたくなる夜もあります。
でも、君がほんとうに知りたいのは「本当に満たしたいのは、どこ?」のほう。
胸に手を当てれば、答えはたいてい、もう君の中にあります。
打ち明ける勇気から始まる生まれ変わり
この度数の人には、打ち明ける勇気があります。
迷いや弱いところも、信頼できる相手には、ちゃんと見せられる。
その勇気こそが、この度数の人の強さです。
見返りを考えずに差し出した心は、相手の心も開いていきます。
そして、そのやりとりの中で、君自身が生まれ変わっていくんです。
献身とは、自分をすり減らすこととはちがいます。
本当の自分として、誰かとまっすぐ向き合うこと。
この度数の人は、その素直さで、自分にも人にも目覚めを届けられるんです。
ちょっとだけクセ
初対面の人に、なぜか身の上話を打ち明けられることが多い。
夜がふけると、急に大事な話をしたくなる。
心の扉が、いつもあたたかく開いている証拠です。
井戸のそばに立つ、サマリアの女の人。
君の素直なひと言も、誰かの心をうるおしていきます。