牡牛座17度

場面とキーワード:Marc Edmund Jones『The Sabian Symbols in Astrology』(1953)。一部の場面は、原典の古い呼び方を今の言葉に言い換えています。訳と読みはオトマジカラボのオリジナル。

場面

A battle between the swords and the torches

剣とたいまつが、ぶつかり合っている。

ぶつかり合いの中でも答えを組み立てる、知恵あるまとめ役

キーワード

「解決(RESOLUTION):ぶつかり合いの中でも、君は答えを見つけて整えられる」

「決断」「まとめ役」「知恵」「突破口」「和解」「組み立てる力」

目指す方向性

  • 意見がぶつかる場面で、落ち着いて道筋を立てること。
  • 難しい問題を、手順に分けて片づけていくこと。
  • 「やらなきゃ」と「やりたい」を、両方かなえる形を探すこと。
  • 対立した人たちが、また手を取り合える場をつくること。
  • 自分の決断に、自信を持つこと。

シンボルを読む

ぶつかり合いを答えに変える力

17度のキーワードは「解決」。
この度数の人は、ぶつかり合いの中から答えを見つけ出せる人です。
意見が割れたときほど、頭がさえてくる。
それがこの度数の人の強さです。

牡牛座は、地のサインの固定宮。
地は現実的に段取りを組む力、固定宮は難しいことにも腰をすえて向き合える力のことです。
もめごとから逃げずに、一歩ずつ整えていけるんですよね。

こんな物語を思い浮かべてみてください。

丘の上の古い村。
夏祭りのやり方をめぐって、村を守ってきた剣を下げた男たちと、たいまつを手にした若者たちが、夜の広場で向かい合っています。
昔どおりにしたい人と、新しくしたい人。
どちらもゆずらず、にらみ合いが続きました。
そこへ、村の帳簿係をしている女の人が紙を広げます。
「一日目は昔どおりに。二日目は新しいやり方で。準備はみんなで半分ずつ」
しばらくの沈黙のあと、誰かが笑って、広場の空気がふっとゆるみました。

たいまつの明かりのように、ぶつかり合いの中に答えの光を当てる。
この度数の人は、対立をまとめて、みんなが進める形に整えることができるんです。

段取りを組む知恵

この度数の人は、組み立て上手です。
こじれた問題も、手順に分ければ解ける。
そのことを、体で知っているんです。

何が本当の争点なのか。
誰がどこでゆずれて、どこはゆずれないのか。
それを落ち着いて見きわめて、みんなが納得できる順番に並べていく。
仕事の会議でも、家族の話し合いでも、君がいると話がまとまります。

「まとめ役」を頼まれることが多いのは、そのためです。
決めるときは、きっぱり決める。
その決断力が、まわりに安心を届けています。

自分の心もほどく知恵

この度数の人の知恵は、自分の心の中でも働きます。
「やらなきゃ」と「やりたい」がぶつかったときも、人の意見をまとめるのと同じように、ちゃんと答えを組み立てられるんです。

ぶつかったまま、どちらにも進めない。
力がどこかへ抜けていくような、もどかしい日もあります。
そういう日は、自分の気持ちを紙に書き出して並べてみてください。
やらなきゃいけないこと、やりたいこと。
両方を並べると、「これなら両方かなう」という順番が、ちゃんと見つかります。

人のもめごとも、自分の迷いも、ほどいて整えられる。
それが、17度の人の知恵です。

ちょっとだけクセ

友だちのけんかの話を聞くと、頼まれてもいないのに解決案を考えている。
迷ったときは、ノートに表をつくって、よい点と気になる点を書き出す。
その几帳面な作戦会議が、君の頭をいつもさえさせているんです。

ぶつかり合う剣と、闇を照らすたいまつ。
君の知恵も、こじれた場所に明かりをともしていきます。

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